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  • ジェノサイド国家中国の真実
    3.5
    1巻880円 (税込)
    ウイグル語の使用禁止、不妊措置による出生数の半減、スマホ・GPS・カメラによる徹底監視、「政治的信頼度」の点数化、100万人以上の収容所への強制収容……習近平政権が推し進める「ウイグル人根絶」の恐るべき実態を告発する! ■強制収容所で「漢人化」を強要 少なくとも1000カ所を超える「強制収容所」が設置され、少なくとも100万人以上(アメリカ国防総省高官によれば、約300万人)のウイグル人が収容され、「漢人化」と「中国共産党への忠誠」が強要されている。 ■不妊措置で新生児が半減 中国当局によるウイグル人に対する不妊措置(子宮内避妊器具装着や不妊手術)の結果、新疆ウイグル自治区の出生率(人口1000人あたりの出生数)は、2017年に約16人だったのが、2019年には約8人と半減した。 ■「政治的信頼度」の点数化 ウイグル人の「政治的信頼度」が点数化されている。ウイグル人ならマイナス10点、パスポート保持者ならマイナス10点、礼拝していればマイナス10点、問題とされる26カ国への訪問歴があればマイナス10点とされ、マイナスの合計が70点に達すると、要注意人物として強制収容所に送られる。 ■スマホ・GPS・カメラで徹底監視 ウイグル人は「テロや違法な宗教に関するファイルの所持を確認するため」として、当局指定のスマホアプリのインストールを強要されている。スマホを持たない子供や高齢者は首にQRコード付きのカードをぶら下げている。 ●于田ケリム 日本ウイグル協会会長 ●楊海英 静岡大学人文社会科学部教授
  • ジェノサイド国家中国の真実

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    <目次>
    はじめに
    第1章ウイグル民族ジェノサイドの惨状
    第2章ウイグル強制収容所の実態と日本への期待
    第3章古い中国の新しい疆域政策

    ウイグルへの圧力が強くなったのは2016-2017からだと
    いう。2914-2018まで上海に住んでいたが、そのころは
    まったくその気配はなかった。新疆人には、泥棒が多い
    という噂はあったものの、新疆料理のレストランは
    満員で、ステージで歌ったり踊ったりのイベントも
    行っていた。
    これまで、中国の王朝の辺境の統治は、民族はそのまま
    で、ゆるやかに統制をしていたものと理解している。
    なぜ、急にここまでに事を進めなければならないのか。
    共産党は何を恐れて

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    2021年11月03日
  • ジェノサイド国家中国の真実

    Posted by ブクログ

    中国への遠慮なのか、過去の自国の過ちからなのか、あまり日本のニュースでは取り上げられない中国による周辺民族弾圧を伝える内容である。ネット動画や信頼性の解らないようなニュースサイトから流れてくる程度の情報では、特に新疆ウイグル自治区に対する弾圧が世界中から避難を浴びていると言うのはよく知られている。記憶に新しいところでは、平和の祭典オリンピック前後では民族弾圧に対する世界各国からの避難が、開会式参加辞退などに繋がるため国内ニュースでも取り上げられていた。
    中国の周辺民族問題としては、1944年にイリ、タルバガタイ、アルタイていう北部新疆の三地区で独立運動(三区革命)で、ウイグル人、カザフ人、モン

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    2023年07月02日

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