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  • ウミガメは100キロ沖で恋をする 絶滅から救うため「ウミガメ保護」と45年間闘ってきた男の全記録
    4.5
    1巻1,485円 (税込)
    「養殖で一儲けしよう」と小笠原のウミガメの世界に飛び込んだ菅沼青年。 しかし、養殖では採算がとれず「守る、増やす」ことに方向変換。 小笠原諸島からインドネシアまで、ウミガメと「放浪」して45年。 「ウミガメを守りたい」「かわいそう」という思いだけではウミガメを救うことはできない」が持論で、「ウミガメを保護したいという思い込み、つまり誤解がウミガメを危機に陥れている原因になっている。そもそも人はウミガメを保護できるほどの知識も能力も持っていない」という。 NPO法人ELNAを立ち上げ、「僕らがかかわった地域のウミガメは絶対に絶滅させない」そんな思いで、熱帯の海岸を歩き回り、産卵巣をがむしゃらに掘りまくり(もちろんふ化後)、海岸に打ち上がったウミガメの死体をバッサバッサと切りまくり、ときにはウミガメの研究者と交渉(というかケンカ)する日々を送っている。 本書は、そんな著者が歩いてきたウミガメの世界を紹介するとともに、ウミガメを保護する風潮と闘ってきた男の軌跡をたどるノンフィクション。

ユーザーレビュー

  • ウミガメは100キロ沖で恋をする 絶滅から救うため「ウミガメ保護」と45年間闘ってきた男の全記録

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    タイトル通り、ウミガメの本。
    100キロ沖で恋をするのは、オサガメだけで、その他の6種(アオウミガメ、アカウミガメ、タイマイ、オリーブヒメウミガメ、ケンプヒメウミガメ、ヒラタウミガメ)は違うらしく、へぇ~へぇ~の連続でした。
    表紙や冒頭のウミガメ図鑑(特に、アオウミガメ、アカウミガメのイラストを何度見ても区別つかない)も、ポップでかわいいですが、もう地球環境にって、ヒトが絶滅しないと回復しないのでは!?と、絶望的な気分になります。
    「タイマイの生息数すら分らない状態で経済を優先させた商社」「東南アジアのタイマイ養殖可能性調査と称して数年間、海外で遊びほうけてデータすら出さない著明な学者」「輸入

    0
    2022年02月20日
  • ウミガメは100キロ沖で恋をする 絶滅から救うため「ウミガメ保護」と45年間闘ってきた男の全記録

    Posted by ブクログ

    なんかわかるわ〜。
    人間の自己満が目的にすり替わっちゃうってやつ。
    著者には「お疲れ様」と言ってあげたい。
    そして、これからも、本道に則ってウミガメの頭数を増やしてほしい。

    0
    2022年02月11日

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