下谷和幸の作品一覧
「下谷和幸」の「アーノルド・ベネットの賢者の習慣」「新版 ハマトンの知的生活」ほか、ユーザーレビューをお届けします!
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ビジネス・実用
ビジネス・実用
Posted by ブクログ
タリーズで見かけて、割引価格で買った本であるが、素晴らしい本であった。特に読書に関してはかなり情熱を込めて語ってくれている。「文学を研究する目的というのは暇な時間を楽しむことではない。…自分自身を目覚めさせることであり、活き活きと生きることであり、喜び、共感し、理解する力を強めることである。」そしてこの著者は、現代の作品よりも古典を読むべしとしている。厳しい言い方であるが「古典を読んで腹に落ちなければ、問題があるのはあなたの方であって古典ではない」と。そして現代作品を避けなければならないのは「あなたが現代の作品の中から書物を選択できるような段階に達していないからだ」とて厳しいのだ。
そして読むだけで読書後に考えないような読書については「著者が伝えようとしている思想を分類し、伝えようとしている感情を明確に自分の心に刻印するために、労をいとわず、頭を使い、心を傾けないならば、読書とは単なる気晴らし以外の何物でもなくなる」と、痛いところを突いてくる。
題名からなんだか堅苦しい道徳本のように思っていたのが、自分の生き方について、真正面からズキンと突いてくるようなとても良い本でした。これからもっときちんと読書を楽しみたいと思いました。
Posted by ブクログ
コロナ禍で「ステイホーム」となり、時間があれば海外や国内を旅行している人には厳しい時代となった。
そんなときでも日々をただ過ごして月日が流れるのは困る。今回の本は「知的生活」をテーマにしている。
19世紀に生きた英国人の価値観が反映されているが、今の時代に読んでも違和感はない。古いの一言でバッサリ斬って読まないのはもったいない。むしろ、インターネット上で無数の情報が飛び交う今こそ読む価値がある。
著者の「知的生活」(本書)と「知的人間関係」は明治以来日本でも英語の教科書に使われてきたそうだ。その理由は、文章が読みやく内容が人生にとって深く刻み込まれているからだ。
知的生活を営むには「肉体の基礎」をどう作るか論じている。健康でないと知的生活を送るのは難しい。
知的生活を送るには、量を多く取らなくても体力や知力を維持できる質の良い食べ物を食べることをすすめている。
才能を喚起するための飲み物として、紅茶を挙げている。会話をなめらかにするために利用していると述べている。
時間のつくり方、使い方では、完璧にモノにできないのに、こだわる必要はないと述べている。時間を節約したいなら、リストを作って不完全なものを断念する。
知的生活をしようと思うと、心身のバランス、金銭面の不安がないなどいろいろあるなあ。
コロナ禍、ウクライナ情勢など1個人で解決するには大きい問題がメディアで取り上げられていて、イヤでも目にする。こういう時代だからこそ、読みたくなる本だ。