作品一覧

  • ウディ・アレン追放
    4.0
    1巻1,599円 (税込)
    突然降ってわいたように起こったスキャンダルは、まるでギリシャ神話のような家族の悲劇だった――。 かつては「ウディの映画に出演すればオスカーを獲れる」とまで言われ、ニューヨークを象徴する文化人のアイコンとして名声をほしいままにしたウディ・アレン。 ハーベイ・ワインスタインのセクハラ暴露をきっかけに世界中に広がる#MeToo運動で、またもやハリウッドを干されている。 四半世紀前に勃発した、元交際相手ミア・ファローの養女への性的虐待のスキャンダルは、法廷闘争にまで発展し、いまもなおミア側との間で泥沼の様相を呈している。 ミア・ファローや養女のディラン、ウデイの実の息子であるローナン・ファロー、当時のベビーシッター、ミアの養女でウディの現在の妻スンニたちの証言や記録をもとに、 在米20年、ハリウッドを見続けた著者が公正な視点で虐待があったのかどうかその謎に迫る。 永遠に本人にしか分からない謎に、当時の記録をもとに公正に迫る。
  • ウディ・アレン追放

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    これほど「泥仕合」という言葉が似合う長期間騒動も滅多にお目にかかれない。ウディ・アレン作品を最初に知ったのは、多分深夜枠のテレビ放送で観た「ウディ・アレンの誰でも知りたがっているくせにちょっと聞きにくいSEXのすべてについて教えましょう」だったはず。大学で東京に出てきてから過去作も同時代作も観れるものは片っ端から観てきた。真にユダヤジョークが理解できるわけではないが、粒ぞろいの作品群は本当にワクワクできた。作品が好きなのでプライベート云々はあまり興味もないし、それで作品評価がかわるわけでもないが、こんなにプライベートで問題を抱えていても、クオリティの高い作品を変わらぬ頻度で出してくる作家精神は

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    2023年10月06日
  • ウディ・アレン追放

    Posted by ブクログ

    レイニーデイ・イン・ニューヨークを観てからずっと後ろめたさがあった。その時は噂やニュースで耳にする程度の情報を横に置いて、この作品に対してどうやって向き合えばよいかわからなかった。今までのようにウディアレン作品を評価して良いのか不安になってこの本を読むことにした。正直、著者が書いている通り、私も何の結論も出ていない。ただ、どちら側の視点にも立った上で「事実」と「曖昧な部分」の両方を知ることができた。正直今後の彼の作品を自分がどう観るのか分からないけど…本当に読んでよかった。

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    2022年09月12日
  • ウディ・アレン追放

    Posted by ブクログ

    面白くて一気に読んでしまった。
    そういえばレイニーデイ・イン・ニューヨーク以来、日本で公開されてないのかな?
    と思ってググったら、次回作で監督引退というニュースが出ている。そして90年代の彼の作品を殆ど観ていない事に気づく。なんてこったい!
    ps
    ウディ・アレンVSミア・ファローはU-NEXTで配信されている。ご興味のある方はどうぞ

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    2022年06月29日
  • ウディ・アレン追放

    Posted by ブクログ

    一連の出来事はハリウッドのゴシップニュースとして断片的には知っていましたが、こう言うことだったのか。全然カッコいいと思えないけど女優が次々向こうから、とかかなりモテててるの意外笑
    ミア・ファローもなかなかのイタイ人という感じ。10人以上もいる実子・養子の言い分もばらばら、たしかに真実は当事者にしかわからない。登場人物の誰の側からというのもなく、よくまとまっていてさくさく読めました。
    ただ今回の本は題材が強烈におもしろいのであって、著者の筆力としての魅力ではなかったかなあ、と。時系列が前後して何度も読まないとよくわからない所もあるし、巻頭で19歳で死んだはずの養女の1人が本文では21歳で死んだこ

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    2022年02月09日
  • ウディ・アレン追放

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    ウディ・アレンと言えば、というかちょっと前までウッディ・アレンと言われてたが(「トイストーリー」の主人公はまだウッディだよね)、70年代後半から90年代にかけて日本でも大変高く評価されていて、軽妙洒脱で知的でちょっとセンチメンタルな作風はインテリ中心に非常に人気があった。ニューヨークで暮らしたことのある知人も「(日本に帰国してからも)彼の映画は必ず見る」と言っていたが、ニューヨークを愛する人にとってのニューヨークそのものだったんだと思う。
    例のスキャンダルが起こったが、結局ミアの言い分は信憑性に欠けると裁判所は判断した。映画作家としての彼の地位は変わらず高かった。
    それがこの数年で再び蒸し返さ

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    2022年01月16日

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