作品一覧

  • ISHIBUMI
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    Ishibumi: A memorial to the atomic annihilation of 321 students of Hiroshima Middle School, is one of the enduring Japanese classics in atomic bomb literature since its publication in 1970. Made available for the first time in English in 2016 to coincide with former President Barack Obama’s historic visit to Hiroshima. Ishibumi presents more than just horrific stories of 321 young male students of ages 12-13, who were killed by the atomic bomb. One-thirds of them perished instantaneously and the remaining two-thirds suffered a slow and painful death. It describes the uncompromised bond of family kinship, and how children tried to make sense of their fate as Imperial subjects in wartime. Their courage facing deaths and their yearnings to see their parents one more time, compels us to reflect on why they were placed in this crisis. The vernacular daily language is accessible to all generations and, of course, the seriousness of this subject sadly remains relevant to all of us today. 『いしぶみ――広島二中一年生全滅の記録』は、1970年の刊行以来、日本の原爆文学における不朽の名作として知られています。2016年には、オバマ前大統領の歴史的な広島訪問に合わせて英語版が刊行されました。この本は、原爆で命を落とした12歳から13歳までの男子生徒321人の悲惨な物語を紹介しているだけではありません。原爆によって、生徒の3分の1は即死、残りの3分の2はゆっくりとつらい死を遂げました。本書には、家族の絆という揺るぎない絆と、戦時下の帝国臣民としての運命を理解しようとする子どもたちの姿が描かれています。死と向き合う彼らの勇気と、もう一度親に会いたいという願いを読むと、彼らがなぜこのような危難に遭ったのかをあらためて考えさせられます。本書には、生徒たちの語る言葉が誰にでも読めるかたちで書かれています。そしてこのテーマの深刻さは、悲しいかな、現代の私たちにも関係しているのです。
  • いしぶみ
    4.3
    1巻880円 (税込)
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 8月6日、いつもの朝だったはずなのに・・・原爆で未来を断たれた広島二中一年生の壮絶な哀しみの記録。
  • いしぶみ

    Posted by ブクログ

    爆心地から500メートルの場所で被爆した、広島二中の一年生たち。彼らの全滅の記録。数日のうちに全員死亡しました。行方不明者も多いですが、伝え聞いた消息や遺品なども含め、亡くなるまでを淡々と綴っています。即死を免れた子どもたちは、ひどい火傷のまま、一生懸命家族のもとへ帰ろうと頑張りました。そして、多くは「お母さん」と叫びながら亡くなっていったのです。小学校高学年向けの本です。大人も、子どもも、みんなに読んでいただきたいです。

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    2013年11月05日
  • いしぶみ

    Posted by ブクログ

    全世界必読の本です。二中の1年生とご家族がどのような状態で再会したのか、ひとり一人、ご家族の証言を元に書かれています。読むと悲惨さがすごく伝わり、平和の大切さを考えさせられます。

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    2011年03月14日
  • いしぶみ

    Posted by ブクログ

    昭和20年8月6日午前8時、作業のため広島市の本川土手に集合した広島ニ中一年生321人と引率の先生4人の頭上に原子爆弾が投下された。そして全員が亡くなった。全滅の記録である。ほとんどの生徒が、たった数行の記述で死んでいく。淡々とそれが繰り返される。まさに言葉を失った。

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    2023年07月19日

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