作品一覧

  • 旅行業界ぶっちゃけ話 日雇い添乗員が見た懲りない人々
    3.0
    ベストセラー『派遣添乗員ヘトヘト日記』著者が、 “引退”覚悟で書いたスレスレの話! 旅行代理店、旅館、バス会社、土産物店… 誰も書けなかったツアー旅行のリアル! 未経験で業界にやってきた著者と、 旅行会社員、ドライバー、バスガイド、お客さん、旅先の人々など、 百鬼夜行たちが繰り広げる、抱腹絶倒の人間ドラマ。 私が添乗員になったのは今からおよそ20年も前のことだ。 最初のツアーなので、私はコチコチに固まっていた。 だからツアーの記憶というのが、まったくもって欠落してしまっている。 ただ一点、覚えているのは、山ブドウ屋さんの車内販売のことである。 山ブドウ屋さんは添乗員、ドライバー、ガイドに千円ずつ手数料を払うのだ。 だが私はその時に手数料をもらわなかったのである。 あの人のよさそうな顔をしたガイドが 実は人の手数料をネコババする食わせ者だったのである。 まあ、それくらいの神経でなければ、 この業界で飯など食ってなんかいけるわけがないのだが。(本文より)

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  • 旅行業界グラグラ日誌
    3.6
    1巻850円 (税込)
    著者は67歳の派遣添乗員。現場では理不尽なお客や海千山千の業界人が起こすトラブルに振り回される日々。魑魅魍魎な旅行業界の裏側を紹介しつつ、コロナの影響にも触れる。クスッと笑えたりほろりと泣けたり読んで楽しいトラベルエッセイ。

ユーザーレビュー

  • 旅行業界グラグラ日誌

    Posted by ブクログ

    数々の仕事を経て派遣添乗員となった筆者。派遣先での喜びや苦労の多くを語る。『派遣添乗員ヘトヘト日記』の続編とも言うべき本で、コロナ禍から抜け出せていない2021年5月に書かれている。

    一期一会のお客さんとの国内外様々なツアーに派遣されるため、トラブルも色々ついて回る。旅好きで筆者にとっては天職な仕事でも気力・体力ともなかなかにキツイ仕事だということが飄々と語られる。コロナ禍でなくても収入が安定しにくい仕事のようで、『旅好きだからやっていける』面がかなりあるようだ。

    旅行業界のことだけでなく、地方や『古い考え』な人の在り方にも時折触れており、示唆に富んでいる本。

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    2025年07月27日
  • 旅行業界グラグラ日誌

    Posted by ブクログ

    現役時代、社内旅行で数多くの観光地に行ったが、その時代の話はよく分かる部分が多く楽しめた.最近の外国人客の様子はあまり経験がないので、筆者の描写を頼りにするしかないが、コロナ禍での一時的な減少を乗り越えて、拡大しそうな感じだ.添乗員の苦労話には共感できるものが多かったが、それなりの度胸と体力が必要なのは、よく理解できた.

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    2023年02月26日
  • 旅行業界グラグラ日誌

    Posted by ブクログ

    「派遣添乗員ヘトヘト日記」に続き旅行業界の悲喜こもごものエピソードを語る。

    前作はことの他面白かったが、ちょっと二番煎じの感あり。旅行業界のエピソードよりも筆者の個人的な見解を語るエッセイの部分の方が楽しめた。

    0
    2021年10月31日
  • 旅行業界グラグラ日誌

    Posted by ブクログ

    添乗員という仕事についてはそれなりに知っているつもりだが、著者のように自分なりの楽しみ方を身につければ楽しい仕事と言える。彼らが存分に活躍できる世の中に早く戻ってほしい。

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    2021年06月13日
  • 旅行業界グラグラ日誌

    Posted by ブクログ

    職業擬似体験をしたい気分。

    特にコロナ禍での影響が大きい旅行業会の事情を知るために。

    添乗員さんは、いろいろなところに旅行に行けてうらやましいと思われる反面、クレームやトラブルに振り回されてやっぱり大変なお仕事。

    そんな旅先のドラマを、人生の先輩でもあり著者が爽やかに打ち明け、微笑ましく楽しめる一冊。

    人生は一方通行の片道切符の旅。
    追憶の旅路をたどることができるのも、年を重ねた賜物である。 

    そんなベテラン添乗員さんに人生を教えられる。

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    2021年05月30日

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