喜多代恵理子の作品一覧

「喜多代恵理子」の「Awe Effect」「三時間の導線」ほか、ユーザーレビューをお届けします!

作品一覧

  • 三時間の導線 上

    三時間の導線

    小説・文芸

    4.4
    1~2巻1,144円 (税込)
    死体が一体多い──ストックホルムの遺体安置所で発見された「あるはずのない」男の死体。記録はなく、アフリカ出身と思われる以外、素性は知れない。調査を始めたグレーンス警部だったが、さらに身元不明の女性の亡骸が安置所に出現。その謎を追う捜査陣はあまりに凄惨な光景を目撃する。そしてその場に残された指紋から割り出された人物の名前は……。傑作『三分間の空隙』に続く〈グレーンス警部〉シリーズ最新作。
  • Awe Effect

    Awe Effect

    ビジネス・実用

    3.7
    1巻1,870円 (税込)
    夕日、虹、星空、散歩、音楽、芸術…… 「感動できる人」は、なぜ幸せになれるのか? ★スウェーデン発、新時代の幸福研究の決定版! ★スペイン、韓国、フィンランドなどでも翻訳出版! 「Awe(オウ)体験」を、知っていますか? それは、大自然などの“果てしないもの”を前にしたときに、 感動、畏怖、驚きの感情が湧き起こること。 この「Awe体験」をした人には、身体的にも精神的にも よい影響がもたらされるといいます。 2000年代に入って爆発的に関心が高まった 新しい研究分野――「Awe」。 ポジティブ心理学に注目するスウェーデンの ジャーナリストコンビが、 研究者へのインタビューや膨大な実験データから、 「Awe体験」の驚きの効果を解き明かします。 ・Aweを体験した人は「脳」が変化する ・健康に重要な「迷走神経」が活発になる ・瞑想やマインドフルネスと同じ効果を生む ・セラピーとしての「森林浴」のすすめ ・「自然」には健康や幸福感を高める効果がある ・「宇宙飛行士」が教えてくれるAwe ・芸術を月に数回楽しむ人は「死亡リスク」が低くなる ・何歳になっても「好奇心」は鍛えられる ・「歩くこと」は人生に多くの喜びをもたらす 夕日、虹、星空、散歩、音楽、芸術…… 日々の暮らしのなかのささやかなAweから、 人生をがらりと変えるような大きなAweまで、 Aweを呼び起こす原因と効果について、 多角的な視点から分析を加えていきます。 また、ふだんの生活に取り入れやすい、 Aweを見つけるためのちょっとしたヒントも紹介。 読者を生き生きと、やわらかな気分にしてくれる、 長期的な幸福をもたらす書。

ユーザーレビュー

  • 三時間の導線 上

    Posted by ブクログ

    初登場した「制裁」では、北欧の厚く垂れ込めた灰色の冬雲のように陰鬱で偏屈な印象のグレーンス警部が、ここまで(特にホフマンの息子達に)心を開くようになるなんて…。不器用ながらも彼なりに懸命に伝えようとする姿に、ちょっと感動

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    2025年08月19日
  • 三時間の導線 下

    Posted by ブクログ

    ピート・ホフマンの今回の潜入捜査については凡百な印象を拭えないが、グレーンス警部が怒鳴りちらしてばかりというネガティブな印象を大幅に改善しており、読後感は良い。
    しかし、密入国ビジネス組織の黒幕は、その正体は早い段階で見当が付くので驚きは少ないものの、裏のさらに裏の顔(つまり1周回って表の顔)や結末については、単純な勧善懲悪ストーリーとは言いがたく、なかなか考えさせられる。

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    2025年03月10日
  • 三時間の導線 下

    Posted by ブクログ

    スウェーデンの小説の翻訳だが、夢中になった。
    上巻は、大量の死者が発生していた件を巡り、グレーンス警部が事件関係者を何としても逮捕すると熱いモノを滾らせ、手段を択ばないと、あのピート・ホフマンに協力を依頼するというようなことになる。
    下巻は、ホフマンの活躍でもたらされた情報、スヴェンとヘルマンソンの調査と分析とで“敵”の様子が見え、緊迫した「戦い」が展開する。そしてグレーンス警部は意外な黒幕に辿り着き、対峙して行くことになる。
    執念深く、強い押し出しで関係者に切込むグレーンス警部は、本作では事案に携わる人達と心を開き合うというような場面が在る。そして仕事一筋の老刑事が、「許せん!」と熱いモノを滾らせる、人々の安寧と生命、その生命の尊厳を護るという警察官の矜持を胸に奮戦する様子が実に好い。
    色々と経緯が在って、グレーンス警部に協力して闘うことになったピート・ホフマンは今作でも好い感じだ。クールで、何処までも計算して動いているのだが、少し見当がズレても動じずに思惑を遂げてしまう。悪漢達を向こうに回しての大奮戦だが、ストックホルムに残している妻や未だ幼い息子達への思いも熱い。今作では、グレーンス警部がこのホフマンの妻子達と関わることにもなる。
    現実にスウェーデンを含む欧州諸国で問題になっている事柄を織り込みながら、劇中人物達の物語が展開するというのが、このグレーンス警部のシリーズの面白さだと思う。今般も何か凄く夢中で作品を読んだ。

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    2023年09月10日
  • 三時間の導線 上

    Posted by ブクログ

    本作は、ストックホルム警察のエーヴェルト・グレーンス警部が活躍するシリーズで、凄腕の潜入捜査員のピート・ホフマンが登場するようになって「ダブル主人公」というような感じになってから3作目ということになる。
    エーヴェルト・グレーンス警部は現役最年長の捜査員という感じで活動している。短気で怒りっぽく頑固で、押しが強く、執念深く事件を追う、やや付き合い悪い感じの男だ。他方で、妻が事故で動けず、話すことも出来ない状態になって長く施設に収容されていて、その妻を喪ったという経過の在る孤独を抱えているような男でもある。或いは、私生活での孤独の他方に、職務に精励することだけを生き甲斐にしていたような面も在る。こういう設定は、シリーズ各作品で示唆されている。本作でも、早朝の自由な時間に、他界した妻が居た施設が見える辺りに座って、想い巡らせながら過ごしているという冒頭辺りの場面の描写で、設定が示唆されていたと思う。
    物語はそのグレーンス警部が連絡を受けたという辺りから起こる。
    グレーンス警部が受けた連絡は奇妙な内容だった。大きな病院の遺体安置所で、全く記録の無い遺体が紛れ込み、記録に在る遺体の数よりも1体増えてしまっているという話しだった。遺体安置所の担当者からの通報で調べることになったので、現場に向かって欲しいという連絡を、グレーンス警部は首を傾げながら聴き、現場へ向かうことにした。少し長く警部の補佐役を務めるスヴェン・スンドクヴィスト、やや若い優秀な女性捜査員のマリアナ・ヘルマンソンを伴い、グレーンス警部は現場での捜査に着手する。
    真面目で熱心に仕事に取組んでいるという風な、遺体安置所の担当者が言うように、正体不明な遺体が1体紛れ込んでいるという不思議な状況を目の当たりにしたグレーンス警部は、問題の遺体を法医学者の所に運んで検分した。窒息死と見受けられる遺体は、西アフリカ、または内陸部の中央アフリカの出である人種的な特徴が見受けられるということだが、身元を知るための手掛かりは皆無である。
    そうしている間に、遺体安置所に更に別な把握していない遺体が紛れ込んでいるという通報が入る。運び込まれた可能性の在る経路を徹底的に探ると、とんでもないモノに行き当たった。港のコンテナの中に夥しい数の遺体が在ったのだった。警察に通報をした遺体安置所、他の遺体安置所でも発見された遺体と合わせると、総数で73体にも上りグレーンス警部達は衝撃を受ける。コンテナに大勢が押し込められていて、呼吸が出来ずに中に居た人達が亡くなったと見受けられる状況である。
    アフリカ諸国等から欧州諸国を目指してやって来る人達の問題が在るのだが、金を取って渡航をさせるとでもして、コンテナに限度を超える程度の人数を押し込んで、多数が生命を落すという状態が生じている。グレーンス警部はストックホルムでこのコンテナを迎え入れるということになっていた関係者が必ず在る筈で、それを逮捕しなければならないと強く思った。そうしていれば携帯電話の着信音が聞こえた。発見された遺体の中から、着衣の裏に縫い付けるように、生前に死者が所持していたらしい携帯電話が見付かった。見付かった携帯電話を鑑識で確り調べてみた。そうすると、意外な人物の痕跡が見付かったのだった。

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    2023年09月10日
  • Awe Effect

    Posted by ブクログ

    ▼心が疲れてるときに

    癒しを感じさせる森の写真の表紙。
    内容も心が疲れてるときにピッタリです。

    大自然を見たときの感動や驚きなどの感情【Awe(オウ)】を、科学的に分析した本です。
    ストレスから解放されたストレスフリーゾーンでもあります。

    ▼必要不可欠な感情Awe

    感情Aweには、健康的なメリットがたくさんあります。

    ・ストレス軽減
    ・創造力アップ
    ・病気リスクの低下
    ・頭の回転が速くなる

    スピリチュアルではなく科学的な研究を元に解説されていて、説得力があります。

    「感動したのに強烈すぎてうまく言葉にできない」
    そんな経験ありませんか?
    もしかしたらそれがAweだったのかもしれません。
    ぜひ本書で答え合わせをしてみてください。

    ▼不要なものを大切にする

    私たちは時間に追われていると、「やるべきこと」に縛られてしまい、日常の小さな感動を見逃がしてしまいます。
    だからこそ生物学者ステファンの言葉が響きます。

    「必要なもの」より「不要なもの」を大切にするべき。

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    私が4月に読んだ8冊の中で個人的NO.1だったので、オススメです!

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    2023年06月09日

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