作品一覧

  • セルフ・デベロップメント・ゴールズ SDGs時代のしあわせコットン物語
    4.3
    1巻1,760円 (税込)
    サラリーマンがボトムアップで取り組むSDGsのケーススタディとなる1冊! 自分の関わる仕事の延長線上に、誰かが苦しんでいるという事実を知った時、そこから目を背けず、何かできることはないか。1人のサラリーマンが、そんな思いから、インドのオーガニックコットン栽培支援を開始、みんなが幸せになれる循環を生み出すために奔走した。SDGsへの取り組みが広く叫ばれるなか、本当の支援とは? 持続可能な社会とは?という命題に向き合う1冊。 サステナブルビジネスの本質に迫る 「会社人」から「社会人」になるためのバイブル インドでつむいだ「みんなを笑顔にするコットン」 オーガニックコットンであることに意味があるのではなく、農家や大地の未来のことを考える人たちがたくさん集まっていくことに意味があるのです。「有機的(オーガニック)」な「つながり」こそが、僕たちが求めていかなければならないことなのです。――――サラリーマンが所属を超えて挑む「永続的な発展」
  • セルフ・デベロップメント・ゴールズ SDGs時代のしあわせコットン物語

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    年間数万人の綿農家が自殺しています。彼らの生活は、世界中で安い服が売れる度に苦しくなっていくからです。児童労働や農薬による健康被害の問題もあります。
    フェリッシモに勤める著者は、平和を願う趣旨のプロジェクトで20万枚のTシャツを売りました。しかしTシャツの原料の生産者である綿農家の厳しい実情を知ることにもなります。そしてオーガニックコットンについて学び、「コットンプロジェクト」を立ち上げます。オーガニックコットンでできた製品を基金付きで販売し、インドの綿農家が有機農法へ転換する支援をしたり、プロジェクトに参加する農家には児童労働をやめさせる条件を出して、高等教育への奨学金制度も運営。
    本書では

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    2023年09月10日
  • セルフ・デベロップメント・ゴールズ SDGs時代のしあわせコットン物語

    Posted by ブクログ

    <目次>
    はじめに
    第1章2019年に見たインドの風景
    第2章自分の仕事で誰かを助けることができるかもしれない
    第3章プロジェクトの開始をインドの現実
    第4章灼熱の地で、スタート地点に立つ
    第5章創業は易く守成は難し
    第6章神様はさらに困難を与える
    第7章一般財団法人pbp cotton
    おわりに

    やったことは素晴しい、その記録本。
    2010以前からの取り組みであれば、同じ業界の商社で
    働く自分でも何かできたのでは、と考えさせられる。
    とはいえ、カーストのあるインドでの取り組みは
    困難であり、自分はインドでのこうした取り組みは
    あきらめた一人である。自国のことは自国で解決の
    方向をしても

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    2021年07月23日
  • セルフ・デベロップメント・ゴールズ SDGs時代のしあわせコットン物語

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    良かったね、で終わらない視点。

    「あなたさえ来なければ、支援されない人は生まれなかったんですよ。あなたはわざわざ遠く離れた日本からオリッサまでやってきて、支援されない人を生んでいるのです」

    企業活動を通じての社会貢献に必要な視点。
    自己満足のためにならないように自戒も込めて。

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    2021年10月21日
  • セルフ・デベロップメント・ゴールズ SDGs時代のしあわせコットン物語

    Posted by ブクログ

    誰かの笑顔の裏で誰かが泣いていないか、僕らは考え直さなければならない。
    そう思わせられる現実がここにはあった。

    持続可能な開発目標は国家だけの取り組みではない。もしろ、一人ひとりが意識する必要がある。だからこそ『サステナブル』ではなく『セルフ』であると著者は主張する。

    自己満足なSDGsの裏側で起こっている悲しみを知らなければ、本当の幸福は作れない。

    難しい本ではないので万人に読んでほしい。そして、じっくりと考えてほしい。僕らがいかに奪っているか、知ってほしい。そろそろ過ちに気付いた方がよさそうだと感じさせる一冊。

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    2021年03月04日

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