工藤順也の作品一覧

「工藤順也」の「鮨 一幸のすべて」ほか、ユーザーレビューをお届けします!

作品一覧

  • 鮨 一幸のすべて
    4.0
    1巻2,640円 (税込)
    世界中から注目される札幌の鮨屋「鮨 一幸」の工藤順也が初めて明かす、素材、技術、美、そして哲学。 「心が動く鮨」を作るため、一流の素材を求め、イノベーションといわれる調理法を研究し、店を作ってきた。その歩みのすべてと、現在までの最高到達点がここにある。 「自然の荒波の中で生き抜いてきたお魚は 人間が太刀打ちできるものではありません。 あれこれいじるのではなく、 命を全うするためにどうありたいか、 お魚の声を聞くことこそ職人である僕の仕事だと思います」 【目次】 はじめに ◆第一章 基本 店の空気を作る/「職人」と「料理人」/知識・経験・想像力で「味を切り取るセンス」を磨く/酢飯の話/握りの考察/わさび/しょうゆ/しょうゆ入れ/包丁/刷毛/「美味しい、美味しい、旨い」 ◆第二章 握りとは何か 春子/鮪/雲丹/煮穴子/玉子/鮑/半生のバチコ ◆第三章 春 鯛/子持ち槍烏賊雲丹詰め/鳥貝/のどぐろ/毛蟹/帆立/蝦蛄 ◆第四章 夏 きんきのしゃぶしゃぶ/水貝/新子/新烏賊/鰯/鮑と雲丹/鮎/鮎釣り名人 ◆第五章 秋 迷い鰹/炙りトロ松茸/鰤/鰆 ◆第六章 冬 垢穢/白子/あん肝/細魚/炙り金目鯛/鬼鯵/太刀魚/河豚の白子とキャビア/赤貝 ◆第七章 真髄 美/陶器/鮨 一幸の歴史/父のこと あとがき

ユーザーレビュー

  • 鮨 一幸のすべて

    Posted by ブクログ

    家業の鮨屋を父と2人で経営していたものの、倒産の危機に陥り、起死回生の策としてソムリエ資格を取ったことで、食通の顧客が増え、今では伝説的な鮨屋となった一幸に関する書籍。

    大将は自身のことを料理人ではなく職人と呼んでおり、それは魚という素材に味を足していくのではなく、魚という素材本来の味を引き出すから、とのこと。

    信じられないほど魚について勉強し、信じられないほど全国の魚介を探し、最高の一品を作り出す姿はまさに職人だと思う。

    文章は少ないが、美しい写真と相まってとても良い作品だと感じた。

    0
    2022年09月14日

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