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ユーザーレビュー

  • 兜町の風雲児―中江滋樹 最後の告白―(新潮新書)

    Posted by ブクログ

    TVで取り上げられていて「おお~!」と思って読んでみた

    2020年、葛飾区の木造住宅の火事で亡くなった1人の男
    それが実は世間を騒がせた「投資ジャーナル」の中江滋樹だった。バブル直前の日本。政治家やヤクザともつながっていたと報道された中江滋樹。その人生をまとめたもの。

    「投資ジャーナル事件」は内容をよく知らなくて、「な~んか株を操作した人が逮捕された」ぐらいにしか覚えてなかったんだけど、この本を読むとその裏で政治的なことや社会的なことなど色々な事が同時に進んでいたんだな~と

    この本を書かれた比嘉満広さんの感じでは中江さんは…
    義理人情に篤く、株にロマンを求め、出資者にも株を楽しみながらお

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    2022年07月30日
  • 兜町の風雲児―中江滋樹 最後の告白―(新潮新書)

    Posted by ブクログ

    TVで取り上げられていてすぐ読んだが本書をもとにTVの再現VTRが作られたのだろう
    ほとんど本のママ
    本書をもっと掘り下げた内容を読みたいけどもう無理だろう

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    2022年07月10日
  • 兜町の風雲児―中江滋樹 最後の告白―(新潮新書)

    Posted by ブクログ

    世界仰天ニュースで知り、興味を持って読んだ。
    学生時代から当人数学が得意とのことだが、本書では人の心の動かし方が重点的に描かれていて、人間的な魅力が伝わってくる。人脈が重要だったことも勿論だろうが、関わる人間のために何をしてあげられるか、という義理や恩が感じられる行動と、そしてそれらが返ってきてここまで大きくなった模様が描かれている。勿論多少の美化はあるかもしれないが、これを読む限りは憎めない人物。世界の見方や株取引におけるヒントなども巻末の方で描かれているが、全体に砕かれた文章でとても読みやすい。

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    2022年08月31日
  • 兜町の風雲児―中江滋樹 最後の告白―(新潮新書)

    Posted by ブクログ

    愛人と騒がれた倉田まりことの芸能スキャンダルで、ワイドショーが賑わっていたことを思い出す。記者会見での倉田まりこの気性の強さが協調されたのが印象深い。どことなく、オウム真理教の麻原教祖を彷彿させる風貌の中江茂樹。
    70年代の経済事件と世情が理解できる。時の宰相である田中角栄や大物相場師の是川銀蔵、光進の小谷光浩など、ウラ経済の歴史を紐解くには最適な良著。

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    2022年01月28日
  • 兜町の風雲児―中江滋樹 最後の告白―(新潮新書)

    Posted by ブクログ

    ワイドショーでも報じられていた(ように記憶している)「投資ジャーナル事件」。

    子どもながらに中江茂樹氏と関係を疑われたアイドルの写真だけが強烈に記憶に残っている。自分の記憶の中では、「ニャンニャン事件」とほぼ同列の扱いだった。

    かくして名前だけは知っている事件だったのだが、昨年中江氏が火事で死去した際に、ニュースで当時の模様も報道され、概要を理解した。で、少し前に、中江氏の本が新書の形で出版されたというので、本書を手に取った。

    中身は文句なしに面白い。

    是川銀蔵ら相場師・仕手筋の有名人から、泰道三八、南部靖之、渡辺喜太郎といった実業家、田中角栄ら著名政治家、三浦甲子二、竹井博友といった

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    2021年03月20日

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