赤羽末吉の作品一覧
「赤羽末吉」の「白いりゅう 黒いりゅう 中国のたのしいお話」「わらしべ長者 日本民話選」ほか、ユーザーレビューをお届けします!
- 作者をフォローする
- フォローすると、この作者の新刊が配信された際に、お知らせします。
無料マンガ・ラノベなど、豊富なラインナップで100万冊以上配信中!
「赤羽末吉」の「白いりゅう 黒いりゅう 中国のたのしいお話」「わらしべ長者 日本民話選」ほか、ユーザーレビューをお届けします!
Posted by ブクログ
数はそれほど多くないが、いろいろなタイプの話があっておもしろかった。
日本の神話・昔話を彷彿とさせるものがいくつかあって、起源についていろいろ考えさせてくれそうである。太陽が岩戸に隠れる話(『天地のはじめ』)とか、麦盗みの話(『犬になった王子』)とか。『犬になった王子』についてはとくに、日本の昔話と違うところが気になる!これは食料供給を安定させるために種麦を盗みに行く話であるが、『昔話の年輪80選』(稲田浩二)によると、類話がたくさんあるらしい。どれも盗む対象は麦もしくは雑穀。つまり、この話の成立は稲作以前にさかのぼる可能性があるのだ。しかもかならず犬が登場するのだとか。なにか人類学の秘密の扉
Posted by ブクログ
昨日、エントリーを書いた「かもとりごんべい」と比較すると、方言度(と言う言葉があるかどうかわからないけれど、日本全国あちこちの方言が使われている度合い)は低いものの、以前TVでやっていた「まんが日本昔ばなし」の市川悦子さん & 常田富士男さんの語り口を彷彿とさせる文調の昔話語りがとっても心地よい作品ばかりでした。 まあ、それもこれも劇作家として有名な木下順二氏の手による再話・・・・ということがあるのかもしれません。 惜しむらくはこの中に「夕鶴」が入っていなかったこと(笑) あのお話、好きだったんですよね~。
この作品群の中で秀逸だと感じたのは、いわゆる「擬態語・擬音語」の豊かさ
Posted by ブクログ
[ 内容 ]
昔から人びとの間に語りつがれてきた民話を、その語り口をいかして再話。
おなじみの「かにむかし」「こぶとり」「彦市ばなし」をはじめ、味わいぶかい「天人女房」「あとかくしの雪」など22編を収める。
[ 目次 ]
[ POP ]
[ おすすめ度 ]
☆☆☆☆☆☆☆ おすすめ度
☆☆☆☆☆☆☆ 文章
☆☆☆☆☆☆☆ ストーリー
☆☆☆☆☆☆☆ メッセージ性
☆☆☆☆☆☆☆ 冒険性
☆☆☆☆☆☆☆ 読後の個人的な満足度
共感度(空振り三振・一部・参った!)
読書の速度(時間がかかった・普通・一気に読んだ)
[ 関連図書 ]
[ 参考となる書評 ]