牧野芳光の作品一覧 「牧野芳光」の「川柳句集 蜃気楼」「令和川柳選書 三色の絵」ほか、ユーザーレビューをお届けします! 作者をフォローする フォローすると、この作者の新刊が配信された際に、お知らせします。
作品一覧 1~2件目 / 2件<<<1・・・・・・・・・>>> 価格高い順 新着順 人気順 評価高い順 価格安い順 価格高い順 令和川柳選書 三色の絵 - 小説 / 国内文学 1巻880円 (税込) 令和初の日本を代表する第一線作家、200名超による川柳叢書。これからの川柳界を背負っていく若手実力作家から、常に手本としてあるべき川柳家の姿を示す重鎮まで錚々たる顔ぶれが並ぶ。本シリーズをひもとくことで、現代川柳のトレンドを知ることが出来る。 森羅万象がテーマとなり、「人間を詠む」短詩型文芸と呼ばれる川柳は、作者の人間像を浮き彫りにする。3章を基本とするシンプルな構成だからこそ、より作家ごとの個性が際立つ。 発祥から260余年、気の遠くなるほど長い年月をかけて熟成された川柳。その歴史の継承の瞬間を、あなたも一読者として目撃、そして体験することが出来る。 47都道府県のうち鳥取を代表する川柳作家・牧野芳光のベスト作品集! 人間を忘れるような雨が降る 背骨から寂しくなってくる日暮れ 幸せな人ばかり買う花の苗 楽をしていると言う手が荒れている 物知りの母が忘れた僕の顔 試し読み フォロー 川柳句集 蜃気楼 - 小説 / 国内文学 1巻880円 (税込) 静かに感動が満ちてくる、一句ごとに味わう人生の壮大なドラマ。川柳総合誌「川柳マガジン」主催の「第14回川柳マガジン文学賞」大賞受賞記念出版。 川柳界の芥川賞と呼ばれる同賞で大賞を受賞した著者が、受賞作品10句を含む283句を掲載。「ニアミス(受賞作品)」のほか「迷い」「生きる」「明日へ」の3章構成。 「川柳は人間を詠む文芸であり、年を重ねることで人生経験の蓄積ができ、それだけ守備範囲が広がっていくものと思います。高齢になっても若い句を詠むことが出来ます。(中略)川柳という趣味を続けることで、人生の中で一本の線が出来ているということが言えます。」(あとがきより)。 【第14回川柳マガジン文学賞大賞受賞作品より】 諦めたものが大きく見えてくる 群青の何かが足らぬ空の色 青空にあなたは何を描いたのか オン・オフのはざまに疑問符が詰まる それらしい顔して手探りで歩く ニアミスになろうなろうとする言葉 手に触れた言葉が森になっていく 本心が出てしまうからほどけない 見つからぬようジャガ芋の中にいる 人間の臭いぬめりになっていく 試し読み フォロー 1~2件目 / 2件<<<1・・・・・・・・・>>> 牧野芳光の詳細検索へ