ダニエル・オーフリの作品一覧
「ダニエル・オーフリ」の「医療エラーはなぜ起きるのか――複雑なシステムが患者を傷つける」「患者の話は医師にどう聞こえるのか――診察室のすれちがいを科学する」ほか、ユーザーレビューをお届けします!
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「ダニエル・オーフリ」の「医療エラーはなぜ起きるのか――複雑なシステムが患者を傷つける」「患者の話は医師にどう聞こえるのか――診察室のすれちがいを科学する」ほか、ユーザーレビューをお届けします!
Posted by ブクログ
本書の訳者は知っている人は知っている行動療法の専門家で動機づけ面接でも知らない人はいないくらいの人である。一方、訳者は精神・心理関係以外の翻訳書(医師が描いたノンフィクション)もみすず書房から数点出しているが、どの本も秀逸である。また訳もこなれて読みやすい。本書はまさに医師と患者のコミュニケーションに関する本で、いかにそれがお互いにずれやすいかを著者の経験を踏まえて書かれ、それには科学的根拠もあることを示された本である。訳者はあとがきで、動機づけ面接をされている方にこそ読んでほしいということであったが、まさに日々の臨床の悩みに応えてくれる内容が詰まっている。訳者がその理由として挙げた個所とは違
Posted by ブクログ
いちばん大きな学びになったのは、
「共同の語り手としての聞き手」の部分
実験の中で、聞き手が話を聞いているふうなのに、頭の中で別の課題をしているので話に対する反応がちぐはぐになり、それを見ている話し手はオチの部分で言いよどんでしまうという、なんとも不思議な結果でした。
話を聞いていますよ、という聞き手の態度を含めて、会話が成立するということかな。
「会話はキャッチボール」とよく言われるけど、言葉だけでなく、態度も投げ返しているのですね。
たしかに、自分が話しかけている相手が、「聞いていますよ」という姿勢を見せてくれたら嬉しいし、話していてノってくるかんじがする。
たとえば大勢に向かって話