瀬能繁の作品一覧
「瀬能繁」の「コロナ危機とニューヨーク クオモ州知事111日の闘い」「「社会主義化」するアメリカ 若者たちはどんな未来を描いているのか」ほか、ユーザーレビューをお届けします!
- 作者をフォローする
- フォローすると、この作者の新刊が配信された際に、お知らせします。
無料マンガ・ラノベなど、豊富なラインナップで100万冊以上配信中!
「瀬能繁」の「コロナ危機とニューヨーク クオモ州知事111日の闘い」「「社会主義化」するアメリカ 若者たちはどんな未来を描いているのか」ほか、ユーザーレビューをお届けします!
Posted by ブクログ
アメリカの世代ごとの政治思考の中でも、若手の変化を説明。
若手ほど影響を受ける気候変動や、資産形成での不利(教育ローン返済など)を背景に、資本主義に一定の制限を加える社会民主主義思想が強くなっている。これは、共産主義嫌悪の強いアメリカではかなり目を引く変化である。
主力政治家への失望にとどまらず、社会を変えるために活動する若手のエネルギーに期待と希望を感じる。これが日本にない理由が、アメリカの方がさらに悪い状況だからなのか、日本人が他人任せで怠け者だからなのか。
会社や自分の家庭での責任感しか持たない日本では、社会変革も未来もなく、ますます世界から置いていかれるのではないかと不安になる。
Posted by ブクログ
三牧聖子の『Z世代のアメリカ』を読んでいたので、本書も手に取ってみた。
統計をベースに、変化しつつあるアメリカの政治情勢を説明しており、三牧聖子の上記著作の論旨がより明確に示されたように思う。とりわけ、今後の人口動態がアメリカの政治地図をどう変えるかというブルッキングスの試算はたいへん参考になった(終章)。
本書を読んで、たいへん驚かされたのは、アメリカの社会主義化を阻止すべく=完全な市場主義を貫徹するためにコーク一族が共和党に大きな影響を及ぼしている、ということ。たとえトランプが失脚したとしても、ダークサイドへの道を整備する大きな力が存在している。コーク一族について書かれている『ダーク・
Posted by ブクログ
近年、米国の若者たちの間で、「社会主義」がブームになっている。自由と競争の国で、何が起こっているのか?米国の政治、経済、社会の地殻変動を読み解く書籍。
米国人を対象にした2020年の世論調査によると、社会主義に好意的な人は、前年の36%から40%に増えた。「ミレニアル世代(1981~96年生まれ)」「Z世代(1997~2012年生まれ)」では約5割、2人に1人は社会主義に好意的であった。
ミレニアル世代とZ世代の特徴は、次の通りである。
・人種面で多様。白人比率が低下している
・「ブラック・ライブズ・マター(BLM)」運動や気候変動ストライキなど、抗議行動に積極的に参加している
・ITのリ