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5.01巻1,650円 (税込)49歳までトッププレイヤー。そしてチーム社長、唯一無二の哲学 加速的に変化する時代、長くアスリートとして、経営者として、二つの世界でトップを走り続けた折茂武彦。その哲学は、現代への指南書になる。 決して大企業ではない。プロスポーツとしても成長期。 人生を振り返ってみても、圧倒的な成績を残しながらその注目度はプロ野球やJリーグに比べて高くなかった。 そんな中で、いまもっとも注目を集めるチームがプロバスケットボールリーグ・レバンガ北海道だ。 その社長である折茂武彦は、バスケットボール界では知らない人はいない「レジェンド」と言われる。選手として今年の5月――49歳までトップで活躍し、そのうち後半の10年ちかくをチーム社長として過ごした。 果たして彼の辿ってきた道は波乱万丈に満ちていた。 とくに、北海道の移籍して以降は、給料未払い、チーム消滅といった現実にぶち当たり、北海道への思いを持って自らチームを立ち上げた。そこから始まった、経営者としての苦悩。借金は2億4000万円に膨れ上がり、債務超過にも陥った。 ストレスは折茂の眠りを妨げ、体をむしばむーー。しかし、いまレバンガ北海道は4期連続の黒字化。コロナ禍にあって過去最多のスポンサーも獲得した。なにより観客動員はつねにリーグトップクラスである。 壮絶な過去と、人生論。苦しいときにどう耐えるか。誰に頼るか。どう生きるか。人生の、仕事の、中小企業のバイブルとなる渾身の一冊。
ユーザーレビュー
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Posted by ブクログ
49歳まで現役プロバスケットボール選手として活躍した著者が自身の半生を振り返った一冊。若い頃は尖っていてマスコミも嫌いで自己中心的に振る舞ってきたが、その後自己の置かれる環境が変わり、選手だけでなくチームの経営にも携わるようになり、自分の心情や態度がどう変わってきたかが自身の声で描かれている。
著者は現在にフォーカスしており、その中で変わったこと、変わらなかったことがあり、過去の自分が今思い返しても恥ずかしいということがありつつも、過去があるからこそ現在につながっていると書いている。フィールドは違いつつもこれは自分も意識すべきことと思った。過去の失敗は思い出したくもないが、それがあるからこそ現