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ユーザーレビュー

  • イヴの七人の娘たち 遺伝子が語る人類の絆

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    ネタバレ

    母系がたどれるというのはすごい。日本人の話が出てきてちょっとへえと思った。論争のところとか面白がれるときだともっとよかったかも。

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    2022年10月19日
  • イヴの七人の娘たち 遺伝子が語る人類の絆

    Posted by ブクログ

    SF「7人のイヴ」を読もうと思ってそのタイトルの元ネタとなっている科学ドキュメンタリーをまず読んでみる。自分の祖先をDNAの分析によって遡っていくのです。たどれるのは卵子でしか伝わらないミトコンドリアのDNA。東南アジアから始まりヨーロッパの人々の源流を探っていく過程がドラマチックに描かれます。

    7人の娘たちが当時どのように暮らしていたか想像している章が架空すぎて残念。どこまでが事実に基づいてどこが想像を膨らませているか記載がないから面白さは半減。これは翻訳の段階で削られたのかもしれませんが科学ドキュメンタリーとしての価値と面白さを半減させるもので改めてほしいものです。

    それにしてもヨーロ

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    2021年08月10日
  • イヴの七人の娘たち 遺伝子が語る人類の絆

    Posted by ブクログ

    人類が現在のように世界中に広まった歴史を探究するのにミトコンドリアDNAが大きな役割を果たしていることも、今では常識に近くなってきた。ただ、本書により研究の進展の歴史を知ると、それがつい最近と言ってもいい時期のことなのだと改めて知ることができたし、これからも新たな発見があり得るのが非常に楽しみになった。

    著者の研究自体もスゴイのだろうが、本書は、遺伝子からのメッセージを読み解くという、ポピュラーサイエンスの面白さを堪能することができる一冊である。

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    2020年05月31日
  • イヴの七人の娘たち 遺伝子が語る人類の絆

    Posted by ブクログ

     「人類みな兄弟」という言葉が浮かんできた。20年近く前に出版された本で、科学的にはいささか古い内容になっている。現生人類とネアンデルタール人の交配とか、父親由来のミトコンドリアDNAが発見された等々の最近の研究で本書の内容が覆されている。それでも「ワクワク」は十分にある。
     後半に登場するイヴの七人の娘のエピソードは、もちろんフィクション。こうだったのだろう、そうなのかもしれないと想像したり出来るから、科学の本は面白いんだ。

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    2020年05月13日
  • イヴの七人の娘たち 遺伝子が語る人類の絆

    Posted by ブクログ

     ミトコンドリアDNAの遺伝性質、つまり「世代から世代へとほとんど変わることなく受け継がれ」(p.237)、「そこに見られる変化は、分子時計がゆっくりと時を刻み続けるあいだ、徐々に、ひとつずつ確率されていく突然変異だけしかない」(同)という性質を利用し、現代ヨーロッパ人「六億五千万人の母系祖先は七人の女性につながっていた」(p.28)ことを示そうという試み。その試みを思いつく経緯や証明のための試練を乗り越える様子(「明確なゴールに向かって絶え間なく前進したわけではない。連続する小さな跳躍、というほうが正しいだろう。どの跳躍も、理性的な戦略だけでなく、偶然と個人的人間関係と経済的必要性、そして肉

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    2023年01月23日

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