作品一覧

  • シルク大国インドに継承された日本の養蚕の技 技術者の絆が結んだ高品質な生糸づくりの夢
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    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 ※電子版では、紙のガイドブックと内容が一部異なります。掲載されない写真や図版、収録されないページがある場合があります。あらかじめご了承下さい。 インドは世界有数のシルク生産国の一つ。しかし、国内で生産される生糸の多くは地元のカイコ繭から採取される低品質な糸だったため、高品質な糸は海外からの輸入に頼らざるを得なかった。1980年代後半、インド政府はこのような状況を改善するため、高い養蚕技術を有する日本へ支援を要請。この要請を受け、JICAは南インドにおいて新しい養蚕技術を普及させるべく、1991年から16年間にわたり様々な技術協力を実施してきた。本書はその活動の記録である。 【目次】 ●はしがき ●プロローグ 日本の養蚕技術の継承:一線級の人材を投入した国際協力プロジェクト ●第1章 マユはどうやってできるのか:カイコのライフサイクル50日 ●第2章 二化性養蚕プロジェクトの目標:良質の生糸をつくるために ●第3章 南インド養蚕前史:熱帯二化性養蚕技術確立への長い道のり ●第4章 プロジェクト第1期~第2期:研究所の技術開発から現場での技術実証へ ●第5章 プロジェクト第3期:新しい二化性養蚕技術、本格的普及拡大へ ●第6章 プロジェクト16年の成果:二化性養蚕技術協力による地域の総合的発展 ●第7章 プロジェクトの自立発展:コラールゴールド、回転まぶし、画的拡大 ●第8章 プロジェクトからの示唆と教訓:南インドと世界の養蚕の今後 ●エピローグ インド養蚕協力が残したもの ●あとがき ●文献・資料リスト/略語一覧 ※本商品は過去にダイヤモンド社から発行されていた商品になります。収録内容に変更はありませんので、重複購入にご注意ください。
  • ブータンにデジタル工房を設置した
    値引きあり
    5.0
    本書は、2016年4月から19年3月までの3年間、JICA事務所長としてブータンに駐在した著者の活動記録を、「デジタルものづくり(デジタル・ファブリケーション)」という概念の普及と事業の具体化という点に絞ってまとめたものです。 ネット社会が到来したばかりのブータンで、デジタルデータを利用したものづくりが可能な拠点施設を作り、距離と時間の壁を一気に乗り越え、それによって現地で就業機会を生み出す、というのが著者の狙いでした。 本書は、これからブータンで始まるJICAの技術協力プロジェクトの参考情報としてだけでなく、他国で開発協力を展開する皆さんにも参考になるでしょう。現地にあるファブラボのようなデジタルものづくり拠点は、使いようによってはどんな開発ニーズにも、たとえそれが自然災害や感染症拡大のような突如襲ってくる緊急事態に対する支援ニーズであったとしても、現場での迅速対応を可能にするでしょう。

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