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ユーザーレビュー

  • 実践 日々のアナキズム 世界に抗う土着の秩序の作り方

    Posted by ブクログ

    昨年亡くなった政治学者・人類学者のジェームズ・C・スコットの著書

    アナキズムは無政府主義として知られるが、その極端なイメージとは裏腹のサブタイトル「世界に抗う土着の秩序の作り方」に地に足のついた印象を受けた
    生きる上で、数々の選択をする上で新たな指針を示してくれるものと思い購入

    ここでのアナキズムとは、支配なき状態で個々人が自律性を発揮できるより良い社会を作ろうとするスタンスのことを指すようだ

    歴史上、社会は暴動により大きく動かされてきたが、同時に個々の自律した(意思ある)判断や行動を通して行う静かなる権威への対抗もまた、じりじりと社会を動かし得るのだ

    自分のように日々社会に対する不満

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    2025年01月09日
  • 実践 日々のアナキズム 世界に抗う土着の秩序の作り方

    Posted by ブクログ

    ますますごく少数の人間が、圧倒的な権力と富を独占する世の中になっていく歴史の奔流に、抗うすべはあるのか?

    歴史を振り返れば、革命という名の世直し運動は、それが倒そうとする権力よりも圧倒的に大きな暴力抜きには生じ得なかった。

    支配、強制、暴力ぬきに、自由を守る戦い方というのは、ありえるのか?

    ありえる、というのがアナキストだ。
    この本の著者は、篤実で平明な語り口で、実践的な処方箋を断章の形で提示してくれている。

    私の目からウロコが落ちたのは、プチ・ブルジョアジーの役割への注目である。
    バリントン・ムーアは次のように言っているという。
    「急進主義の主要な社会基盤は農民と都市下層職人である。

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    2024年08月04日
  • 実践 日々のアナキズム 世界に抗う土着の秩序の作り方

    Posted by ブクログ

    自分が、国家権力、慣習、会社のルールなど、様々なことに無意識に囚われ、思考や行動を誘発されていることがよくわかった。

    また、歴史や人の行動を説明する際に、後付けで物語を作ってしまうこともそのとおりだと改めて思った。ひとり一人の複雑な心理や思考、行動の集合体で社会が変わり続けている。意味付けは十分に注意しなければならないとも思った。

    自分の頭で

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    2024年01月26日
  • 実践 日々のアナキズム 世界に抗う土着の秩序の作り方

    Posted by ブクログ

    面白かった!
    特に最初の章の、いざというときのために日頃からちょっとしたルール違反(信号無視)をしておこうと行動する内容がお気に入り。その後にアナキストの先輩に諌められたところまで含めて面白い。

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    2023年10月16日
  • 実践 日々のアナキズム 世界に抗う土着の秩序の作り方

    Posted by ブクログ

    「世界に抗う土着の秩序の作り方」という訳書のサブタイトルが良い。市井の人たちがどうやってお上の管理と支配をすり抜けたり回避したりしてきたか、フラットで穏やかな目線で記述されている。

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    2021年10月17日

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