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  • ドキュメント 「令和」制定
    4.0
    時々刻々のドキュメントと、 平成の天皇が生前退位することが決まって以来、新元号制定はさまざまな動きのなかで進んできた。本書はそのプロセスを、日本テレビ政治部の取材力をもとに、時代のドキュメントとしてつまびらかにする。発表に至る4月1日の詳細は圧巻だ。 官邸、宮内庁、政治家、研究者、そして保守派の動きなどを縦横に描き、取材エピソードをふんだんに交えながら、皇室をめぐる政治と社会の在り方を探った力作。

ユーザーレビュー

  • ドキュメント 「令和」制定

    Posted by ブクログ

    今からちょうど1年前、元号が平成から令和に変わった。盆や正月と同じ全国的な娯楽イベントだったように記憶するが、その水面下で、当事者たちには浮かれる暇などなかった。

    政府や国会は絶対極秘扱いの新元号選定作業に加えて、近代日本では例のない天皇の生前退位も検討。それをスクープしようとするマスコミと騒ぐ保守派や専門家たち。皇室も含めて様々な団体が意見を言い合い、令和初日の2019年5月1日を迎えたのだ。

    特にもめたのは新元号発表、新元号初日、天皇退位、この3つの日にちの決定。3つをすべて同じ日にすべきか、どれもバラバラにすべきか。歴史や社会の混乱を考慮し、意見が分かれた。そして、一番重要視されたの

    0
    2020年05月07日
  • ドキュメント 「令和」制定

    Posted by ブクログ

    すげー鼻につく感じで始まった。

    いや、マスコミとか報道とか、そんな偉いのかよと。
    もちろん民主主義の基本は情報公開なのだが、論があって当面は隠しておいた方がいいという判断があることまで、抜こうとすることは正しいのか。

    そんな感じだった。

    まあ、元号選定の過程自体は面白かったが、実は言いたかったのは、後半の、そもそも元号とは、日本の伝統とは守る価値があるのか、という部分かと、そっちなのかと思う。

    だったら政党にそっちを持ってこいや。

    本当に、いろんな本を読んで、いろんな意見を聞いて思うのだが、そもそも、日本をどうしたいのか。
    日本とはなんだったのか。どう生きていくのか。

    そういうこと

    0
    2020年11月04日

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