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  • 「田島道治日記」を読む 昭和天皇と美智子妃 その危機に
    3.0
    1巻815円 (税込)
    天皇退位か、謝罪か――戦後皇室最大の危機を読み解く 初代宮内庁長官・田島道治は敗戦からまもない昭和23年、その職に就きます。東京裁判の判決を間近に控え、天皇退位問題に揺れる占領下の皇室。その戦後皇室の「危機の時代」を、田島の日記をもとに描くのが本書です。 占領下の天皇退位問題、「謝罪詔勅」の真相、マッカーサー解任の衝撃、宰相・吉田茂との連携……。そして皇太子妃選びから美智子妃の苦悩まで、昭和史の新たな地平が見えてきます。

ユーザーレビュー

  • 「田島道治日記」を読む 昭和天皇と美智子妃 その危機に

    Posted by ブクログ

    昭和の大恐慌があった。愛知銀行の常務だった田島道治は日銀総裁で
    あった井上準之助が設立した昭和銀行頭取に任命され、最大の金融恐慌
    を乗り切りった。

    その手腕を買われたのだろう。先の大戦後、初代の宮内庁長官に就任する。
    皇室最大の危機の時代である。

    そんな時代に昭和天皇の傍にいて、GHQ及び日本政府を相手として
    皇室を守る為に尽力した人の日記から時代を読み解く。

    昭和天皇の退位問題、最高司令官を突然解任されたマッカーサーの
    皇居訪問問題、皇太子(今上天皇)の英国訪問にまつわる問題、
    そして、皇太子妃選び。

    日記の記述は非常に簡潔なものだが、皇太子の立太子の儀に臨んだ
    日ではこれまでの苦労

    0
    2017年08月16日

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