河合優子の作品一覧 「河合優子」の「グローバル社会における異文化コミュニケーション―身近な「異」から考える」「日本の人種主義」ほか、ユーザーレビューをお届けします! 作者をフォローする フォローすると、この作者の新刊が配信された際に、お知らせします。
作品一覧 1~2件目 / 2件<<<1・・・・・・・・・>>> 価格高い順 新着順 人気順 評価高い順 価格安い順 価格高い順 日本の人種主義 4.7 社会・政治 / 社会学 1巻1,980円 (税込) アメリカでの黒人への暴力事件と抗議運動、ヨーロッパでの移民排斥、コロナ禍におけるアジア人への差別などがクローズアップされ、海外の問題と思われがちな人種主義や人種差別だが、日本でも歴史的に、そして現在でも深刻な問題であり続けている。 欧米の人種概念と人種主義の歴史的・社会的な背景、基本的な知識を押さえたうえで、日本の人種概念を捉え直し、近代から現代まで、日本で人種主義が展開してきた足跡をたどりながら、トランスナショナルな視点から日本の人種主義の特徴を整理する。そして、アジア地域の植民地支配をはじめとする日本の歴史的背景や「日本人とは誰か」という問いと結び付きながら、日本社会に意識的・無意識的に根づいている人種主義の現状を具体的な事例をもとに明らかにする。差別、偏見とステレオタイプ、アイデンティティなどの視点から、個人の日常的な意識や振る舞いに人種主義が否応なく結び付いていることも浮き彫りにする。 国際的・領域横断的に蓄積されてきた人種主義に関する議論をまとめ、「私たちの問題」として日本の人種主義を考える視点を提供する入門書。 試し読み フォロー グローバル社会における異文化コミュニケーション―身近な「異」から考える - 社会・政治 / 国際 1巻1,760円 (税込) 異文化コミュニケーションへの理解を段階的に深める 「グローバル社会」のなかでみすごされがちな「異」を通して異文化コミュニケーションの概念を学び、理解を深める入門書。 基礎的な概念の説明と、現象を批判的に分析する提言を盛り込んだ「基礎編」、その概念を応用してさまざまな現場の分析を行う「応用編」、時間軸と空間軸をさらに広げて考察する「発展編」の3部構成。 各章いずれも身近な「異」を導入とし、章末には考察を深めるための問いとディスカッションのヒントを提示。 -----「はじめに」より----- これまでとは違った視点でまわりを見わたすと、意外と身近なところに自分とは別の文化背景をもつ人たちがいるのに気づくはずです。自分と変わらない日常を送っていると思っていた隣人がそうではなかったと気づく、つまり自らの「あたりまえ」がそうではなかったと知ると、これまで平気で他者を傷つけていた自分がみえてくるかもしれません。あるいは、社会で通用している「あたりまえ」に傷つけられた自分を通して、その理不尽さがまかり通る社会をどう変えていけるのかを考えはじめるかもしれません。「異文化コミュニケーション」の学びは、「あたりまえ」を疑うことから始まるといっても過言ではないでしょう。 本書では、グローバル社会のなかでこれまでみすごされてきた「異」を取りあげ、差異が生み出すさまざまな関係性がどういうものかを明らかにします。そこに生じる不均衡な力関係を維持していくのか、それとも変えていこうとするのか、コミュニケーションの〈想像/創造する力〉が試されているといえるでしょう。 ----- 試し読み フォロー 1~2件目 / 2件<<<1・・・・・・・・・>>> 河合優子の詳細検索へ
ユーザーレビュー 一覧 >> 日本の人種主義 トランスナショナルな視点からの入門書 社会・政治 / 社会学 4.7 (3) カート 試し読み Posted by ブクログ 日常の差別が構造を作っていくということ。マジョリティによる「単一民族神話」が、さまざまな人々を周縁化し、透明化し、傷つけてきたということを引き受けること。 0 2024年10月30日 日本の人種主義 トランスナショナルな視点からの入門書 社会・政治 / 社会学 4.7 (3) カート 試し読み Posted by ブクログ 日本は無自覚に人種主義を発露している。その整理となる論考だ。「日本人」が国民国家の誕生後に作られ、その時にアイヌ・琉球・被差別部落の人々を包摂したが、フランス同様にメルティングポットは失敗した。その見えない/見ようとしない軋みを提示してくれる。 0 2023年07月23日 日本の人種主義 トランスナショナルな視点からの入門書 社会・政治 / 社会学 4.7 (3) カート 試し読み Posted by ブクログ 結局(公共施設からの貸借書籍无箆了(なので)…)読めずに返却しました。 似寶兼(のですが)…私の市区町村でも電子書籍リーダーに対応して桀焉(ますので)…電子書籍から再貸借したいと存了(ぞんじます)!…。 0 2023年06月02日