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  • 波濤を越えて 叩き上げ海保長官の重大事案ファイル
    4.0
    1巻1,527円 (税込)
    北朝鮮、中国と対峙する実働部隊の知られざる海防録。 初の“生え抜き長官”だから書けた、壮絶なる極秘作戦。 「苦しい 疲れた もうやめたでは 人の命は 救えない」 「海洋立国日本」を24時間護り続ける海上保安庁。 その幹部養成大学校を卒業し、特殊警備隊(SST)基地長などを経て、 尖閣諸島の領海警備問題に揺れる2013年、初の生え抜き長官に。 幾多の危難をくぐり抜けて辿り着いた、あるべき「海の護り」の姿。 初公開!「極秘重大事案」の内幕 ・ソ連漁船を検挙せよ ・台湾密漁船を逮捕せよ ・船内暴動を鎮圧せよ ・北朝鮮工作員を探せ ・関西国際空港テロを防止せよ ・核燃料輸送船を護衛せよ ・薬物密輸船を検挙せよ ・尖閣諸島を護れ ・不審船を捕捉せよ 能登半島沖事件 ・九州南西海域工作船事件 ・中国漁船の襲来を防げ 巡視船衝突事件 ・中国公船に対峙せよ

ユーザーレビュー

  • 波濤を越えて 叩き上げ海保長官の重大事案ファイル

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    著者は海上保安庁元長官。現場からの叩き上げということで、この回顧録はが数々の大事件に接した記録となっている。海保の現場の実際が実感とともに記してあり、驚くことが多く、いろいろと知ることができ読んで良かった。
    実を言うと冒頭のほうは若い頃の想い出など個人的な話が多く、つまらなくて読むのを止めようかと思ったのだが、後ろへ行くほど現状にも関わる事実になっていく。

    読んだ感想は本当にご苦労さま、という気持ちとともになんて恵まれない組織なんだろうという国に対する憤慨だった。
    「海猿」が人気になってなお、特救隊に予算が割かれず、中国への対応など様々な任務が増えているのに海保全体への予算が一向に増えないな

    0
    2021年03月27日

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