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  • 世にも危険な医療の世界史
    3.9
    爆笑と恐怖が交互に襲い来る強烈な歴史書 梅毒には水銀風呂! 夜泣きする子にはアヘン! 水難事故にはタバコ浣腸! かつて人類の常識だった残念すぎる医療の全てがここに。 〈最終的には次の簡単な問いを自問するといいだろう。その治療法には、信頼できるエビデンスがあると思うか? 副作用が出ても構わないか? それから忘れてはならない問いがもう一つ──治療費にいくらまで払えるか?  実のところ、この本は何でも治ることを売りにした最悪の治療法の歴史を、簡潔にまとめたものだ。言うまでもなく、「最悪の治療法」は今後も生み出されるだろう。〉(「はじめに」より) ※この電子書籍は2019年4月に文藝春秋より刊行された単行本の文庫版を底本としています。

ユーザーレビュー

  • 世にも危険な医療の世界史

    Posted by ブクログ

    普通に面白いのだが、想像力が豊かなのですぐ想像してしまって気分が悪くなり、一度にたくさん読み進められない。治す方法がわからないと効くかどうかわからない怪しい療法に頼ってしまうのは今の時代も同じよね。
    あと、この本を読んでから古めの本を読んでると、「瀉血をして…」とか「アヘンを…」「水銀を…」とかが出てきて、「あ、本当にやってたんだ」と実感できて面白い。

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    2025年06月04日
  • 世にも危険な医療の世界史

    Posted by ブクログ

    歴代のインチキ医療をユーモアのある文章でまとめた本。内容に対する冷静なツッコミでちょくちょく笑った。 第一部の元素と第二部の植物と土までは怖くもなくシンプルに面白かった。過去に薬として使われていた事自体は知っていたが、どういう理論と経緯を元に使われていたのかは知らなかったので興味深く読めた。 第三部の器具から第四部の動物は面白いのは同じだけど、読んでて滅茶苦茶ゾクゾクした。特に器具。 ロボトミーがノーベル賞取ってんの怖すぎんよ。 第五部はよく聞くタイプのインチキ医療に近くなってきてバカバカしく軽く読めた。
    現代ファンタジー物でローヤルタッチ使えそうだな。

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    2025年03月07日
  • 世にも危険な医療の世界史

    Posted by ブクログ

    ほんの数十年前〜数百年前に、効能があると人々が信じて実践していたトンデモ医療の数々が紹介されている。
    これを読むと「現代はマトモな医療が受けられてありがたいな」と感謝の念を抱くこと間違いなし。
    ただ、現代でも、あれやこれやトンデモなダイエットが乱立してもてはやされているので、数十年後には「世にも危険なダイエットの世界史」という本が執筆されるかも。

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    2025年02月24日
  • 世にも危険な医療の世界史

    Posted by ブクログ

    衝撃的な内容が盛りだくさん。
    拷問とも言える治療の数々。でも真剣なんだよな。
    その時はそれが正解だと。
    今も昔も変わらないものは、人間は健康の為に必死なのだ。そしてそこに漬け込み一儲けしようと企む輩。
    現代の治療も正解なんて分からない。奥が深い世界だ。

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    2024年01月08日
  • 世にも危険な医療の世界史

    Posted by ブクログ

    実際に起きていたという事実が怖い。ロボトミーとか。20世紀初頭なんて割と最近。こんな無茶な治療が行われていた事が怖い。どの治療法も拷問みたいで、これなら受けない方がマシだと強く思う。この時代に生まれて良かった、ほんとに。

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    2023年11月23日

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