ジェームズ・ブラッドワースの作品一覧
「ジェームズ・ブラッドワース」の「アマゾンの倉庫で絶望し、ウーバーの車で発狂した~潜入・最低賃金労働の現場~」ほか、ユーザーレビューをお届けします!
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「ジェームズ・ブラッドワース」の「アマゾンの倉庫で絶望し、ウーバーの車で発狂した~潜入・最低賃金労働の現場~」ほか、ユーザーレビューをお届けします!
Posted by ブクログ
邦題があまりにクソ過ぎない?
内容としては「貧困の経済学」をもっと身近に感じられるよう、先進国の貧困層にスポットを当てて書いている形。横田増生「仁義なき宅配」のイギリス版といったところか。しかし読むだけでも地獄のような職場の連続でよく精神が保てたものだとちょっと感心する(コールセンターは明らかに楽だったみたいだが)。
こういう労働環境に問題意識は持ちつつも、結局何かしらのサービスを使わずにはいられないし、自身の人生選択ではなるべくこういう道は避けようという感情が多分に働くのも事実。良心と偽善の狭間で何を思うかは読者の社会階層次第とも言え、中々に評価が難しい。こういう世界があると知れるだけでも良
Posted by ブクログ
世界的企業での潜入ルポ。
内容としては、徹底したコスト管理の上で、世間的弱者にあたる移民をゼロ時間契約で搾取するなど、差し詰め現代版の奴隷のような図式にも捉えられる内容が赤裸々に語られていた。
そして本著は「人生とは、必然的にどちらか一方が他方の上に立とうとする、拮抗する力のあいだのせめぎ合いなのだ」と、締めくくられた。
最後のこのフレーズ、なんかすごい考えさせられるなー。
確かに、人生って常に選択の繰り返しだよね。だけど出来れば第三者の思惑の中で上下の優位を決めるような選択ではなく、一個人の想いの中で並列に選択できる環境でありたいよねって、自問自答してみる。