細野透の作品一覧 「細野透」の「謎深き庭 龍安寺石庭 十五の石をめぐる五十五の推理」ほか、ユーザーレビューをお届けします! 作者をフォローする フォローすると、この作者の新刊が配信された際に、お知らせします。
作品一覧 1~1件目 / 1件<<<1・・・・・・・・・>>> 新着順 新着順 人気順 評価高い順 価格安い順 価格高い順 謎深き庭 龍安寺石庭 十五の石をめぐる五十五の推理 3.0 趣味・実用 / 伝統・芸能・美術 1巻1,584円 (税込) 世界遺産、京都の龍安寺に枯山水の名園がある。その名は石庭。十五の石が何を基準にしてレイアウトされ、また何をテーマにしたのか分からないため、「謎の庭」「推理の庭」「ミステリアスな庭」とも呼ばれる。数百年もの間、多くの識者がいろいろな推理を提唱してきた。虎の子渡し、七五三、満月、星座カシオペヤ、朱山五陵、扇、心の字、京都五山、楽譜、豊臣秀吉石狩り、黄金比、遠近法……。このうち最も有名なのは「虎の子渡し」だが、十五の石と四匹の虎(親・彪・子・子)がどんな関係にあるのか誰も説明できないため、それ自体が「日本の謎」と見なされてきた。けれども、問題を次のように書き替えることで、この難問がついに解き明かされた──。「虎の子渡しと呼ばれるからには、四匹の虎(=四つの石)は実際に川(=白砂)を渡ったに違いない。そもそも、川を渡る以前、十五の石はどのように配置されていたのか?」。このように「虎の子渡し」を一種の暗号と仮定して推理を進めると、その背後から「龍と虎」が一対になった壮大な庭が姿を現したのである。それと同時に、長年にわたって庭園・建築・デザイン関係者を悩ませてきた、「秘密のレイアウト」もようやく解明された。謎解きの道具になったのは、清少納言の名と結びついた「智恵の板」と、当時使われていたL字型の曲尺である。十五の石は、八つの曲尺三角形でつくられる「龍安寺智恵の板」に従って、レイアウトされていた。本書は新旧「五十五の推理」を集大成して、石庭の核心に迫った。なぜ五十五なのか。それは、「十五の石」と「五十五の推理」を組み合わせることによって、宇宙全体を表現できるからである。石庭の作者の鋭く激しく熱い知性は、現代知識人の水準を遙かに抜いていた。 試し読み フォロー 1~1件目 / 1件<<<1・・・・・・・・・>>> 細野透の詳細検索へ
ユーザーレビュー 一覧 >> 謎深き庭 龍安寺石庭 十五の石をめぐる五十五の推理 趣味・実用 / 伝統・芸能・美術 3.0 (2) カート 試し読み Posted by ブクログ 龍安寺の石庭について、古今東西蔓延る説を網羅的に検討した本 虎の子渡し、地の虎・天の龍あたりは興味深く面白かった 後半は説の数を55とするためか?というかんじの雑多な話が多くなった印象 0 2022年08月19日 謎深き庭 龍安寺石庭 十五の石をめぐる五十五の推理 趣味・実用 / 伝統・芸能・美術 3.0 (2) カート 試し読み Posted by ブクログ 石庭成立に際する背景については面白い説明もあったが、それをいざ実際の15の石に当てはめると、なぜその順番なのか、なぜその構図なのか納得できなかった。著者の主観で当てはめただけに思える。 0 2019年02月02日