中塩智恵子の作品一覧

「中塩智恵子」の「男娼」ほか、ユーザーレビューをお届けします!

作品一覧

  • 男娼

    男娼

    ビジネス・実用

    3.7
    1巻1,540円 (税込)
    「処女の人。確率的に高いと思います。3割くらいかな。そういう方は年単位で長く指名をしてくださるんですよ」(48歳・出張ホスト)――中村うさぎさん激賞! 出張ホスト、ウリセンボーイ、ニューハーフヘルス。セクシュアリティを始め、さまざまな事情を抱えた10人のライフストーリーから見えてくるものとは?

ユーザーレビュー

  • 男娼

    Posted by ブクログ

    この著者の「男娼」が面白かったためこちらも読んでみた。
    第一章は文章がかたく、風俗嬢のとにかく真面目なインタビュー。 
    第二章から中塩さんらしさが発揮され、風俗嬢が語る出来事からその人の人生や物語が垣間見れ、文章が生き生きとしてくる。

    お水と風俗の夜の世界だけで生きてきた嬢は考え方がフワフワしているが、社会人経験のある嬢は地に足がついているというかしっかりしているなと感じた。
    また、その嬢の現役時代だけでなく、嬢をあがった十数年後に再インタビューしているのは、風俗という仕事を俯瞰して見ることができてとても良いと思った。

    印象に残った点をいくつか。
    ①対外的に愛想がいいタイプより、淡々と応対する人の方が取り繕わなくても生きてこられたのだから、人間的に信用できる。

    ②男と二人きりの状況で襲われたら急所より顔面を狙え。一瞬、動きが止まるので、その隙に逃げられる。

    ③中塩さんが風俗嬢とアジアに惹かれる理由は、その懐の深さにある。猥雑で混沌とした世界で、正も悪も光も影も表も裏もざっくり飲み込んでくれる包容力のようなものに惹かれるとのこと。

    最も印象に残った点は、あがった嬢が現役時代を振り返って風俗という仕事は「魂が削られる、心の傷を負う気がする」と語っていること。
    中塩さんもあとがきで、風俗(個人売春)を始めようか迷っている人へこうアドバイスしている。
    「やらないで済むならやらないほうがいい。悲しむ人がいるならしないほうがいい。身体を売らないと心や生活がラクにならず生きていけないのであれば始めればいい。そして一度でも経験したら、その後は、したことを後悔しない生き方をすること」。
    これは風俗嬢の取材をライフワークとして続けてきた中塩さんの最大公約数から導き出した答えだそうだ。

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    2022年01月21日
  • 男娼

    Posted by ブクログ

    女に、男に、性的サービスをする男たちを追った書。本当に性は多様性があり単純ではないことが分かる。丁寧にインタビューをされているだろうが、、あまり深掘りはされてないのか、書けないのか、消化不良ではある。

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    2026年09月17日
  • 男娼

    Posted by ブクログ

    ジゴロ、ウリセン、ニューハーフへのインタビュー。興味深いのは性転換の果てに目的を達成した元男は自殺しやすいという話。人間は見果てぬ夢がないと死ぬということか。

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    2018年12月08日

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