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ユーザーレビュー

  • 東西ベルリン動物園大戦争

    Posted by ブクログ

    終戦記念日まわりに読めてよかった。冷戦時代のベルリンの緊張感を感じさせつつも、動物園人の情熱が伝わる良ノンフィクションでした。

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    2020年08月16日
  • 東西ベルリン動物園大戦争

    Posted by ブクログ

    「西でも東でもない世界で、パンダを観せる」。
    飼育員さんの苦労がしのばれます。

    西ベルリンにある歴史あるベルリン動物園と、東西ドイツ分割によって東ベルリンに誕生したティアパルク。ベルリンの2つの動物園を、それを率いる二人の園長にスポットを当てながら描いた動物園ドキュメンタリー。
    見方によっては、文化施設である動物園が戦争をいかにして乗り切ったか、というストーリーです。

    動物園と戦争では、日本では上野動物園の「かわいそうなぞう」の話が有名です。本作でもベルリン空襲の爆撃で園外に吹き飛ばされて、供養(?)のため食材としてスープにして飼育員に食べられた「おいしそうなワニ」の話が収められいます。

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    2020年02月11日
  • 東西ベルリン動物園大戦争

    Posted by ブクログ

    1945年から50年近くにわたり、ベルリンの街は二つの国家に分かれていた。東側は社会主義国家、西側は資本主義国家というこの歪な都市には、様々なものが二つ存在していた。

    二つの政府、二つの新聞、二つの劇場。動物園もまた、ベルリンに二つ存在するものだった。東側にはティアパルク、西側にはベルリン動物園。本書は第二次世界大戦末期からベルリンの壁崩壊までの約50年間を、二つの動物園の園長を軸に描いた年代記である。

    東側の園長は名をハインリヒ・ダーテという。動物学者である彼は戦時中にNSDAP(ナチ)党員だったことで戦後に一時失職したが、復職を果たした。その経験から政治には関わらないようにしていたとい

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    2019年08月31日

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