作品一覧

  • 習近平が変えた中国
    -
    1巻1,584円 (税込)
    現代中国を知る小事典付き教養書。  本書は習近平政権の成立以降に注目し、「中国脅威論」「反腐敗運動」「チベット問題」などのテーマを掘り下げた現代中国の入門書です。  権力の一極集中が進むなか、中国では人権、市民権などの西欧的価値観や議会制、三権分立、選挙といった制度がないがしろにされています。一方の経済面では、本書で取り上げた「一帯一路」のように、広く世界に影響を及ぼし、その勢いは増すばかりです。  この国を知るには、政治、経済、社会、軍事などの各分野ごとの理解が必要です。そこで、それぞれの専門分野で高い評価を受けてきた執筆者が、一般向けにわかりやすく解説。さらに、多くの図表やグラフを加え、中国の実情を具体的にイメージできるようにしました。  見開きの「ビジュアル」、テーマ別「視点・論点」、用語集「小事典」の三部構成で理解が深まります。 【ご注意】※お使いの端末によっては、一部読みづらい場合がございます。お手持ちの端末で立ち読みファイルをご確認いただくことをお勧めします。
  • 中国人民解放軍 「習近平軍事改革」の実像と限界
    3.5
    1巻999円 (税込)
    国共内戦、朝鮮戦争、中越戦争などの「歴史」から、劇的に「進化」する最新状況と弱点まで、世界覇権を狙う軍事力の全貌を明らかにする! 2049年までに「世界の最前列に立つ強大国建設」をめざす中国は、猛烈な勢いで軍拡を進めている。習近平は権力掌握後、「反腐敗闘争」で軍の実力者を粛清し、一気に軍事改革を進めた。その結果、海軍、空軍、宇宙軍、核戦力の増強から情報戦の強化まで、人民解放軍の姿は大きく変貌している。しかし元来、解放軍は「国軍」というより、中国共産党の「党軍」としての性格を持ち、特殊な経緯を辿り発展してきた。その歩みを知らずに、実像を知ることは困難である。本書は、人民解放軍の歴史から最新の習近平軍事改革の実像までを詳報し、その脅威と弱点とをすべて描き出す決定版。

ユーザーレビュー

  • 中国人民解放軍 「習近平軍事改革」の実像と限界

    Posted by ブクログ

    他の自衛官が書いた本とはなんとなく違うと感じるのは研究者としての期間が長かったからだろうか。
    人民解放軍の建軍の経緯、今まで関わってきた戦争と治安維持(朝鮮戦争、中印戦争、中ソ戦争、中越戦争、文革、チベットやウイグルへの侵攻)、鄧小平らの近代化、習近平による軍事戦略の刷新、反腐敗闘争、三段階の軍事改革(軍種主健、軍委管総、軍区→戦区)、経済新常態下の国防費と兵力削減などなど、人民解放軍について様々な面から理解を深めることができる。

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    2020年08月21日
  • 中国人民解放軍 「習近平軍事改革」の実像と限界

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    人民解放軍の誕生から、鄧小平の改革を通じ、今回習近平が行っている軍事改革について述べている第8章までは☆5なのだが、そこからが…
    中国独自の宇宙ステーションを「宇宙の戦力化」と再三述べてしまうとか…「宇宙の戦力化」と言うべきなのは、人民解放軍が一貫して開発・運用に関与している衛星打ち上げ能力の方なのでは?
    そして、一番酷いのが、一番大事な終章の〆の文章。
    「一帯一路には日本の利益に通じる部分もある」とか言い出しちゃう始末。第10章で批判したことは覚えていない様だ。「おわりに」によれば、長きにわたる中国研究者生活における最後の著書になるらしいが、最後の著書の最後の文章が、中国に取り込まれている事

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    2019年04月13日

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