い、胃が痛い……という感覚を小説を読みながら感じたのは珍しい、広告代理店営業マンの物語。
ワシの仕事は代理店ではなく、まぁ発注する側ではあるけど、宣伝をやっている人間として身につまされることが多すぎて、胸が詰まってしまった。
何度かのプレゼンで全ボツをくらい、24時間後までに新コンセプトの提案をしなければな新人営業マンの主人公。その間にこれでもかとトラブルが相次ぎ、対処する。超ブラックな状況だが、オチまで含めて端々にリアルがある。
同業や関連業種の人に、読んで欲しいようなやめた方が良いような複雑な思い。