株式相場の状況を、金融相場、業績相場、逆金融相場、逆業績相場という4つの局面に分類し解説している。昔、見た相場をなぞって説明していて、思い出して懐かしい。
株の本って、テクニカルにしろファンダメンタルにしろ、この本は景気循環からのアプローチですが、過去の値動きに当てはめて、こうすれば儲かるというも
...続きを読むのなので、これから未来にも当てはまるのかはわからない。そのように動いたというのはみんなが知っていることなので簡単にはそうはいかない。それはわかっていて、こういう本をなぜ購入するのか?って、ただ相場が好きなので、小説を読むように、楽しいからである。
テクニカル分析については、コポックとか出てくるが、こういうのは計算が難しく、数字をこねくり回してるだけに過ぎないという感じで、なんか眉唾もので胡散臭く、頭には入ってこなかった。テクニカル分析は大雑把な簡単なものでいいと思う。
低位株、値嵩株、そういった概念も書かれたこの頃とは概念が変わっているようにも思う。