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  • 中国共産党の経済政策

    中国共産党の経済政策

    ビジネス・実用

    3.6
    1巻990円 (税込)
    習近平時代の中国経済はどうなるのか? 一党独裁、政経不可分の中国にあって、今後も共産党が政権を維持していくための最大のポイントは経済政策にあるといっても過言ではない。財務省から中国大使館に4年間出向し、政策決定過程を含め中国経済をつぶさに見てきた著者だからこそ書ける中国経済の真実。(講談社現代新書)

ユーザーレビュー

  • 中国共産党の経済政策

    Posted by ブクログ

    リーマン・ショック以後習近平成立時までの経済政策をまとめた本。政治体制や政府内経済主管庁などを丁寧に紹介してくれており、中国経済の置かれた状況だけでなく、中央地方関係など政治体制の面での経済政策などもカバーされており読むに値する。本書後半で、著者の10年先の簡単な予測も試みており、巷で言われるような人口減少などがもたらすインパクトは10年以上先だとして、習近平の2期は中国経済は引きつづき力強さを持ち続けるとした論点は圧巻。

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    2014年03月01日
  • 中国共産党の経済政策

    Posted by ブクログ

     本書を読んで、「中国」はもはや内部が見えない謎の国ではなくなったと思えた。
     中国は「社会主義市場経済」という「特色ある社会主義」をかかげ、「共産党一頭支配」という日本から見ても異質な政治体制をとっているが、かつては見えなかったその内容がすでに既知のものとなり、研究されつつあることが本書でよくわかる。
     「政経一体システム」という中国独特の体制は、今までの世界の歴史の中で、ほかにあったのだろうか。
     本書では「中国の政経一体システムの最大の強みはスピードと実行力にある」とし、「激しい混乱が発生する経済危機への対応において特に効果を発揮した」という。
     確かに2008年のリーマン危機以来の経済危機への機動的対応などを読むと、実に素早くかつダイナミックである。
     また、「共産党」と「政府」との関係や「党のヒエラルヒー」の構造には「政治体制としての安定性と競争的な人材育生システムを両立する手法を、独自のスタイルで確立しているのが中国式」であるという。
     これを読んで思わず「日本の政治」と比較してしまった。「財政」や「年金」、「政府」と「国会」、「選挙制度」などに多くの問題点を抱えながら、一向に改革が進まない日本。「2世議員」ばかりで劣化しているとしか思えない日本の「政治家」。
     民主主義が確立されている日本は、政治体制として一党独裁の中国よりも優れているはずではなかったのかと、自問してしまった。
     本書で、明らかにされている中国の「政経一体システム」は、すくなくとも危機対応において日本よりも優れているようにさえ思えた。
     「国家指導者人事」で中国の政治体制を考察し、「経済政策」で中国の経済を明らかにしているが、GDPの比較として「2017年時点で米国は約19.7兆ドル、中国は20.3兆ドルとなり米中逆転がおこる」という。
     日本は既にGDPで中国に抜かれているが、数年後には、日本は、ますます巨大になる中国と対峙しなくてはならないのかと、暗鬱とした思いで本書を読んだ。
     本書では「日本は中国なしではやっていけないし、中国も日本なしではやっていけない構造になっている」とはいうものの、戦略的対応については「三国志」の国である中国の方がはるかに優れているように思える。
     どうも、本書で予想される今後の世界は日本にとって楽観を許されない世界になるようだ。
     本書は、中国の現状をよく知ることができる良書であるが、その内容は決して甘いものではない。
     しかし、中国をよく知る日本人はみな「親中派」になるように思えるが、そうならざるを得ないということなのだろうか。
     日本は、好き嫌いは別として中国と共に生きていかなければならないのだろうとは思うが、未来は苦難の道となりそうであると思えた。

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    2013年08月04日
  • 中国共産党の経済政策

    Posted by ブクログ

    中国経済は根拠のない脅威論あるいは悲観論が跋扈しやすいですが、この本に関しては、ひたすら定点的に公平に中国経済を紹介している好著です
    新書というのは、えてして一般向けの適当な内容が多いですが、この本に関しては全然そういう事はなく、実績と経験、データの読み込みに担保されています

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    2013年04月01日
  • 中国共産党の経済政策

    Posted by ブクログ

    さすが4年間中国の日本大使館で経済レポートを書いていただけあり。冷静な目での分析がされています。前半のこの3月の全人代の人事にいたってはほぼ的中!恐れ入ります。著書でも書かれてますが、とかく中国バッシングや中国崩壊の内容だと本が売れるのでそういった傾向の本が多い中、冷静な目で分析と判断が必要なのでは、大変勉強になります。

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    2013年03月18日
  • 中国共産党の経済政策

    Posted by ブクログ

    2012年出版。中国共産党の経済政策に関する構造的な話を期待したが、思ったよりも時事的な話が多く話題が古い印象。

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    2022年01月09日

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