作品一覧

  • デジタル社会の地図の読み方 作り方
    3.3
    地図を取り巻く環境は、近年のデジタル化で激変した。様々なタイプの地図を正しく読み解くだけではなく、情報発信/課題解決のツールとして使いこなすためのまったく新しい入門書。
  • 地図の進化論 地理空間情報と人間の未来
    4.0
    1巻1,980円 (税込)
    デジタル地図やGPS機器の普及により、写真に位置情報を付けたり、ウェブ上でマップを自由に編集共有できるなど、地図の持つ可能性はますます広がっている。一方で「ここどこ?」を知るために人が地図を使うこと自体は、昔からそれほど変わっていないとも言える。デジタル化を通して人間と地図との関わり方はどう変わり、何が変わらなかったのか。技術的進展をふまえつつ、人間の空間認知を軸にして考察する、新しい地図読み物。

ユーザーレビュー

  • 地図の進化論 地理空間情報と人間の未来

    Posted by ブクログ

    地図の歴史について。古代の絵文字みたいなものからGISまでコンパクトにまとまっている。
    住所の付け方が日本と欧米では異なることなども扱っている。著者の専攻は行動地理学、都市地理学、地理情報科学。ブラタモリに触れられているのは行動地理学の知見からかな。

    0
    2018年05月27日
  • デジタル社会の地図の読み方 作り方

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    地図は今日の問題の全貌を可視化し、個別の出来事間のつながりや問題の所在を浮かび上がらせるため、今後地図の役割はますます大きくなる。
    地図の理解には、①記号の理解②視点の変換③縮尺の理解の3つの能力が必要。
    時と場所を問わず利用できるユビキタスマッピングが理想だが、そのためには身体の障害やデジタルデバイドの課題がある。そのため、利用者の側でITスキルを高めることはもちろん、作り手の側でも多様な利用者を想定して地図を使いやすくすることが求められ、すなわち「利用者主体の地図」作りが求められる。
    地図の作成に利用者が参加できるようになっているなど、地図を通したコミュニケーションは双方向化している。
    G

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    2023年09月10日
  • デジタル社会の地図の読み方 作り方

    Posted by ブクログ

    地図を、「つなぐ」と言うキーワードで、タイトル通り読み方や作り方を説明してくれている。
    前半は地図に関するリテラシーをあまり教科書的になりすぎない程度に解説してくれている。中盤は、地図を作る上での工夫であったり、より深く読むための知識について。そして後半はデジタル技術による地図の革命であったり、課題解決や新しい価値を作っている地図について。

    社会的な視点から、つまり人の生活の中で、どのような働きを地図出しているかと言うパラグラフが多い。

    地図が好きでずっと見ている、というのはありふれた感覚ではないんだ、ということに気づいた。

    0
    2023年04月22日
  • デジタル社会の地図の読み方 作り方

    Posted by ブクログ

    本書のメインは後半のデジタル時代の話なんだろうけど、前半の地図の種類や活用シーンの部分の方が面白かった。学者はデジタル化をよく思っていない傾向があり本書もその流れが見られた。

    0
    2022年03月21日
  • 地図の進化論 地理空間情報と人間の未来

    Posted by ブクログ

    内容自体は面白いが、内容量的に新書ぐらいなので、星少な目。この本を見てこれって感じはないので、最近の地図がどんな感じなのかを知りたい時に役に立つ。

    0
    2019年08月18日

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