李妍ヤンの作品一覧

「李妍ヤン」の「中国の市民社会」ほか、ユーザーレビューをお届けします!

作品一覧

  • 中国の市民社会 動き出す草の根NGO
    3.7
    1巻880円 (税込)
    深刻な環境破壊、都市と農村の格差が報じられる中国。九〇年代後半以降、その中国で非政府組織が着実に力を伸ばしてきた。出稼ぎ労働者の支援、農村女性の就労、環境調査と汚染追跡。さらに住民参加のコミュニティ支援や、若手起業家とソーシャル・イノベーションへの投資まで。したたかでしなやかな彼らの市民力を知る。

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ユーザーレビュー

  • 中国の市民社会 動き出す草の根NGO

    Posted by ブクログ

    中国という社会体制の中で草の根NGO人がいかに戦略を作って生き抜いているかがよくわかる一冊。中国のNGOの活動のインパクトや認知が社会的にされているのだろうと思うと、彼らの活動戦略は日本よりもすごいのだろうなと思う。
    個人的には、おわりに、に書いてあった日中のイメージの話と実際のギャップに深くうなずきながら読んだ。

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    2020年07月01日
  • 中国の市民社会 動き出す草の根NGO

    Posted by ブクログ

    日本人は中国の情報を獲得する手段が限られ、その多くが中国を単一化した見方しか提供していない。この本は、メディアでは普段取り上げられないような相互扶助のトピックが書かれている。
    中国にもNGOが存在している事実を知りホッとした。人々が自主性を持って国内の問題解決に取り組んでいる、その芽を削がれないようにするには民主主義国家とは比べものにならないくらいの努力が必要なはずだ。
    下部組織で一番市民に近い行政担当部署には、課題が山積。政治批判をせず、行政の課題をNGOが新しいアイディアや方法で解決に導いたケースが紹介されている。行政の下請けにならず、適度な距離を保つのは難しいであろうが、人々の自主性が確

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    2016年07月04日
  • 中国の市民社会 動き出す草の根NGO

    Posted by ブクログ

    中国のNPOやNGOについて調べていて手にとった1冊。

    なぜわざわざ草の根NGOといっているのか、
    と疑問に思ったが、
    ここにこそ中国の事情が色濃く反映されている。

    中国ではNPOという呼称は一般的ではないようである。
    研究者レベルでは用いられていても、NGOであったり、公益組織と呼ばれるのが一般的なよう。

    NPOについても、ボランティアの実態についても、
    意外と知らないものだなぁ、と感じた。
    草の根NGOと呼んでいるのは、
    官製NGOが大量にあるからで、
    市民の力で生まれたものを草の根NGOと呼び分けている。

    これらが生まれてきたのは1990年代以降であり、
    そこでのボランティアも1

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    2013年12月20日
  • 中国の市民社会 動き出す草の根NGO

    Posted by ブクログ

    シーズ事務局長さんが以前紹介していた本を読んでみました。
    鋭い指摘満載、自分の仕事のヒントがちりばめられていました。
    中国の社区参与(参加型まちづくりと訳せばよいですかね)の事例なども紹介されていました。
    中国と日本のNPOの違いなども、相対化することで非常にわかりやすかったです。

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    2013年01月11日
  • 中国の市民社会 動き出す草の根NGO

    Posted by ブクログ

    本書の最初にもありましたが、私も中国に自発的な民間活動はほとんどないと思っていました。しかし、したたかな民間組織があること、彼らが活動を続けていくための様々な戦略をとっていることを知りました。これからの私たちにも参考になる点があるかも。

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    2016年01月06日

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