池田清貴の作品一覧

「池田清貴」の「親権と子ども」ほか、ユーザーレビューをお届けします!

作品一覧

  • 親権と子ども
    4.5
    1巻968円 (税込)
    親権は誰のためにあるのか。増加する離婚の時に登場する親権。子どもの親権をめぐる争いは10年前の3倍以上になっている。年10万件の相談がある子どもの虐待では、親権は子どもの救出を阻む「壁」にもなりうる。弁護士として実務経験も豊富な著者たちが、子どもの視点を盛り込みながら、具体的に解説する。

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ユーザーレビュー

  • 親権と子ども

    Posted by ブクログ

    ◯昨今の児童虐待でも話題になった、親によるしつけとしての体罰を法的に分析し、解釈している。ここでの考察は現時点での議論からずれていない。
    ◯三章ではケース事例を踏まえながら、法律や制度について解説しており、大変分かりやすい。
    ◯児童虐待への対策は、制度的には大きな事案が起こる度に、いたちごっこのように行われているが、その甲斐もあり、徐々に、着実に変わってきている。
    ◯しかし、国がどれだけ予算をつけ、制度を改めても、結局は対応する職員の能力や、組織の体制次第と言わざるを得ないのではないか。

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    2020年02月02日
  • 親権と子ども

    Posted by ブクログ

    成年になる前、「未成年」である間は「(親権者の)親権に服する」ことになります。
    では、「親権」とは何なのか。その定義(本書では、「成年に達しない子の身上の世話及び教育並びに財産の管理のために、その父母に認められる義務及び権利の総称」と定義されます)から、実際の生活にどのように効力を発揮しているのか(たとえば離婚した際の子どもと親の関係や、虐待を受けている子と親の関係などを含む)ということまでしっかりと書かれています。

    2017年の刊行で、2018年に議決された「18歳成年」を視野に入れた記述も多く、すこし専門的な内容も含まれますが、(特に民法が定める)家族の形を理解する助けになると思います。

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    2022年03月20日

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