T長の作品一覧
「T長」の「殺し屋はスマートウォッチに逆らえない」「しをちゃんとぼく」ほか、ユーザーレビューをお届けします!
- 作者をフォローする
- フォローすると、この作者の新刊が配信された際に、お知らせします。
無料マンガ・ラノベなど、豊富なラインナップで200万冊以上配信中!
「T長」の「殺し屋はスマートウォッチに逆らえない」「しをちゃんとぼく」ほか、ユーザーレビューをお届けします!
少年・青年マンガ
Posted by ブクログ
不死者のギャグ漫画2巻目にして最終巻……なぜだ、こんなに面白いのに……。
巻数が続くと新キャラ依存になって、ギャグの質が落ちるマンガが結構多いから面白絶頂で終わってよかったのかもしれないけど、2巻の新キャラ(1巻でも出てきた)名義の者さんが4回しか出てないだけだしなあ。
まさかネオゴッドのアジトが完成するとは思わなかった。ただ、小屋だけど……。
1巻から気になっていた「チャルニア」に対する解説が少し出てきた。このマンガの作者は色々なことを知っているなあと感心する。
唯一残念と言えるのは、このマンガがWEB上で最終回を迎えた後の数回、おまけマンガが描かれていたのが載ってないことです。
Posted by ブクログ
T長先生、好い漫画をありがとうございました
まさか、この(2)で終わってしまっているとは思ってもいなかったので仰天しましたが、その分、(1)よりもじっくりと良さを噛み締められるように読みました
他の漫画読みに、この『しをちゃんと僕』の良さをしっかりと伝えられるか、「絶対に大丈夫」と言える自信は、申し訳ない事にないんですが、なるべく頑張ろうと思います
端的に言うと、「深い」漫画です、皆さん
スプラッタ、まぁ、優しい目で見ると、スプラッタと言っても良い表現が連発しているので、人によっちゃ、「不快」かもしれませんが、私は「深い」と感じました
当たり前の話ですが、誰だって痛かったり、苦しかったりするのは嫌です。怪我や病気を避けられるなら、避けた方がイイに決まっています
しかし、痛みを感じられるのは、生きている証拠です
そんな生きている感覚に憧れる、それは不死者である者の独特な感性なのでしょう
ポンコツ系な主役であるしをちゃんの言動には、妙に考えさせられます
『創世のタイガ』も、「生きる」とは何か、ってのを考えたくなる漫画ですが、こちらも同じくらいに、自分の生き方と真面目に向き合いたくなるかもしれません
しをちゃんが、単に自分の体質を嘆くだけの漫画ならば、私の心も震えません
生きている者の中で、しをちゃんの一番の友達である「僕」が、彼の奇行に戸惑い、驚き、慣れていきながら、友達の個性をあるがままに受け入れていき、優しさや慈しみ、スルースキルを学んでいく事で、人間として成長していく過程が、独特な間で描かているからこそ、読み手はこの奇妙な世界に引き込まれるのでしょう
考え方は人それぞれでしょうけど、「生きる」ってのは、人との繋がりを作っていく事じゃないか、と私は思います
他人と関わらずに、自分だけの世界に閉じこもっていると、「生きている」って実感が湧かないような気がします
確かに、しをちゃんは不死なので、生命活動的な意味では「生きていない」かも知れませんが、多くの友人が出来ているのですから、「生きている」と認める事も出来るんじゃないでしょうか
彼の生活には、「生」と「活」が足りています
そんな彼の過去や秘密が、この(2)でも次から次へと明らかになっています
色々なエピソードがあり、どれも印象的ですが、見た目のインパクトも凄かったってのもあり、私的に推したい、しをちゃんの過去編は、第53・54話「不死者の本」だ
いきなり、斧を頭にブッ刺して、しをちゃんが出てきたおかげで、本来であれば、彼に日本語を教えた恩人との出会いと別れにグッと来る流れなのに、頭に入ってこない、そのやるせなさが却って良い
諦め癖が付いていた男は、しをちゃんと暮らす間に、何が何でも執着したい物が出来た。欲がある、それもまた、人間らしさだ
示し方は独特だけど、しをちゃんなりの弔いと感謝の仕方なんだろう、これも
しかし、このエピソードのインパクト値を呆気なく塗り替えたのが、最終話「再回」だ
ある意味、納得かつ受け入れられる、しをちゃんの正体(?)だ
神と言うよりかは、観測、記録、再生、そして、繰り返す役目を担っているんだろう。誰が、彼にこの役を任せたのか、それは定かでないにしろ、少なくとも、彼は壊れず、諦めない、と信じているのは間違いない
同じ事が繰り返される歴史の中で、しをちゃんが新たな変化を起こしてくれるのを期待し、その時を待っているのか
ともあれ、全てを忘れて、新たに始める、無自覚でこれが出来ているのなら、やっぱり、しをちゃんは人間なのかもしれない
全体的に大満足の本編とオマケなのだが、あえて、これが見たかった、ってのを言っても良いなら、僕が結婚相手=妻を親友に紹介するくだり
僕が自分の人生を捧げ、死が分かつまで共に、と決めた相手なのだから、しをちゃんのぶっ飛び加減も受け入れられる、度量の大きい美人に違いないな
恐らく、結婚式でも、しをちゃんは頑張るあまりに、色々とやらかし、僕たちの良い思い出を作ったんだろうな、と妄想が広がるぞ
この台詞を引用に選んだのは、良い子や、と心が温かくなったので
友達に、ちゃんとお礼が言える、当たり前で簡単な事、だけど、それだけで人間関係が良好になる
この年齢で、大人でも出来ないこれが出来ている僕は、間違いなく、出来る大人になるな、そして、良い子を育てるはずだ
改めて、良い漫画をありがとうございました、T長先生
次回作、首を長くして待ちますね
どんなものを読みたいか、を聞かれたら、ラブコメ、と即答したいデス。とよ田みのる先生の『金剛寺さんは面倒臭い』のような、人と人外の恋物語を、T長先生らしいストーリーで読んでみたいデス
Posted by ブクログ
不死身のしをちゃんと、小学生のぼくとの心温まる(?)ダークなギャグのマンガ。
しをちゃんは基本いい人なんだけど、不死者というせいで身体全体が危険感知しなくなって、本人が気を付けている以上に死にやすくなっている(もちろん死なないし、けがはすぐに回復する)。ぼくは見慣れているので冷静にツッコミを入れている。
不死者ということで人には知られないよう暮らしているかと思いきや、防衛省にもその存在が知られていて、何かあったら国家機関に通報するという結構のんきな設定。町の公務員さんは大抵彼の存在を知っている。
後半には世界征服を計画中の力を求めし者、通称ちかもとさん(本名のヘルフクラフトは1回しか出てこない…)が登場。某暗黒卿並の衣装を着ているくせに性格は小市民的な、こっちもかなりいい人。
おまけマンガと話ごとのミニ知識が巻末に載ってます。
個人的にあの番組表はシュールすぎると思います。よく思いつく。
ちなみに全2巻です。寂しい。
Posted by ブクログ
十五夜先生の『息子が可愛くて仕方がない魔族の母親』、磐秋ハル先生の『彼女に合わせる顔がない』と同じく、週刊ヤングジャンプ本誌に移籍してほしい作品にまた、出会えたな
不死身、死なぬ体、永遠の命には、誰もが憧れる
だけど、この『しをちゃんとぼく』を読むと、そんな願望も薄れてしまいそうになる
不死者が登場する漫画は割と多いが、このしをちゃんほど、ポンコツな不死者も、そうはいまい。ちなみに、私的に、最もカッコいい、と思う不死者は、『七つの大罪』に登場する、バン様だ。様々な苦しみを、事あるごとに味わいながらも、恋人の為に必死に生きる姿は、実に男前だ
そんなバン様へのリスペクトもあるからか、余計に、しをちゃんがポンコツに感じてしまうのかもしれない。『悪魔のメムメムちゃん』のヒロイン(?)、メムメムちゃんといい勝負だ
ただ、悪い奴ではないのは、間違いない。まあ、悪い事をしでかす才能もないとも言える。善人なのかっつーと微妙だが、悪人ではない、と断言できる
致命傷を負ったままでウロウロし、人を結果的に驚かしちゃっているから、無害でもないけど、当人には悪気がないから、責め辛いってのは確かにあるんだ
そんなしをちゃんの、人間離れした言動と発想、個性に翻弄されながらも、彼の不死者としてのあるがままを受け入れ、傍にいるぼくは年齢から考えると、かなり大物だ。やっぱ、子供ってのは、成長が早い
ほっこりできる内容ではないけど、何気に深い部分があり、気付くと、しをちゃんの作りだす、不可思議な空気に読み手は巻き込まれている
『死人の声をきくがよい』よりは怖くなく、『外れたみんなの頭のネジ』ほどもおぞましくない、不安定さはあるがバランスが取れている作品なので、夜に読んでも安心だ・・・・・・まぁ、しをちゃんが夢に出てくるってのは、ある意味、最高にキレた感じはあるが
そんな二人の絆も美しいが、力を求めし者さん、略して、ちかもとさんが加わる事で、ストーリーの質はグッと良くなった。ちかもとさんには、大いに期待している。個人的にゃ、彼の素顔を知っていて、なおかつ、彼にベタ惚れなご近所さんが登場したら、最高じゃね、と思っている。ちかもとさんをしをちゃんから遠ざけようと頑張っても良し、逆にちかもとさんの世界征服の野望を実現するために協力するのも良し、だ
とりあえず、今後、しをちゃんが何故、不死になったのか、その辺りは明らかになる事はないだろうから、これまで通り、不死者に対するカッコいいイメージをブチ壊すような醜態を見せ続けて欲しい
どの回も、しをちゃんのポンコツっぷりに笑え、自分も気を付けよう、と思えるものばかり。その中でも、私が他の読み手にお勧めしたいのは、第33話「不死者の死 後編」だ。これは面白いっつーか、この(1)の中で、最もしんみりしちゃう回だ。浮いてる訳じゃないが、目立つ。その分、ぼくとの絆は、どの回よりも強くなっている
この台詞を引用に選んだのは、唯一と言っちゃ失礼かも知れないが、しをちゃんに対し、「かっこいいじゃないか」と思ったので。能力的にはポンコツだけど、やっぱ、長く生きているだけはある。妙な説得力が、少女にかける言葉にあった。記憶にこれだけの穴が開いていても、不貞腐れることなく生きてるしをちゃん、強いなぁ