作品一覧

  • 血壁 ある時代の青春 陸軍士官学校56期生
    完結

    血壁 ある時代の青春 陸軍士官学校56期生

    小説・文芸

    -
    全1巻770円 (税込)
    昭和14年、陸軍士官学校に入校した56期生たちの武窓生活、同期や家族との交流、卒業後のアジア・太平洋戦線での戦い、そして終戦後の人生を、遺書、日記、取材をもとに描きだした群像ノンフィクション作品。あるものは戦場に散り、あるものは戦後、ビジネスの世界その身を投じ、またあるものは、他者の救済にその身を捧げる。ノンフィクション作品が流行した昭和50年代にエポックとなった代表的な戦記作品の一つ。
  • 不遇の提督 堀悌吉
    完結

    不遇の提督 堀悌吉

    小説・文芸

    -
    全1巻880円 (税込)
    海軍兵学校32期首席、同期に「神様の傑作の一つ堀の頭脳」と言わしめた英才、堀悌吉。山梨勝之進、山本五十六、古賀峯一、井上成美からの信望厚く、海軍大臣を嘱望されるが、ロンドン海軍軍縮会議後に艦隊派の激しい批判、誹謗中傷、人格攻撃を受け、わずか51歳で予備役編入、才幹を発揮する場を奪われ軍歴を閉じる。「戦争自体は悪である」。先進的な戦争観を持った不遇の提督、堀悌吉の生涯を描くノンフィクション作品。
  • 最後の海軍大将 井上成美

    最後の海軍大将 井上成美

    小説・文芸

    -
    1巻880円 (税込)
    日本帝国海軍史上最後に大将となった井上成美。日独伊三国同盟を批判、対米開戦には反対姿勢、軍令部を相手に航空兵力の強化を主張、兵学校の英語廃止論は却下、敗戦を先見して終戦工作に奔走と、「ラディカル」リベラリストの姿勢と行動を貫く。戦後は三浦半島の僻邑に隠棲、近所の子供達に英語を教え、病をきっかけに兵学校時代の教え子との親交を深める。激動の時代に信念を貫いた軍人、そして常に未来を洞察した教育者の伝記。
  • 小澤治三郎 果断・寡黙・有情の提督

    小澤治三郎

    小説・文芸

    -
    1巻679円 (税込)
    わが国において、かつての敵から名将とたたえられた人物は少なくない。ミッドウェー海戦に散った勇将・山口多聞、ルンガ沖夜戦の勝者となった田中頼三、陸軍の「小猿を抱いた将軍」宮崎繁三郎……。そうした中でも、抜きんでて高い評価を受けているのが、本書の主人公、「最後の連合艦隊司令長官」小澤治三郎である。空母機動部隊の必要をいち早く先見したその洞察力、不利な戦局下での逆転をねらった「アウトレンジ戦法」の考案に表れる企画力、いかなる情況でも諦めないその闘志など特筆すべき履歴は数多い。この小澤というきわめて魅力的な人物の生涯を、もっぱら精神的側面に重点をおいてアプローチし、今までの小澤伝にない、新たな魅力を発掘したのが、本書の特色である。特に戦後、生き残った指揮官として、自らの責任を受け止めながら生きてゆく彼の姿には、誰もが人間としての美しさを感じるであろう。単なる戦記を越えた読みごたえある伝記小説である。
  • 土光敏夫 質素の哲学

    土光敏夫 質素の哲学

    ビジネス・実用

    3.0
    1巻540円 (税込)
    今日なお、土光敏夫(昭和29~昭和63)を惜しむ声がある。「役員は社員の十倍働け」と叱咤激励、業績低迷の東芝を立て直したことは、今でも語り草である。晩年は、日本の行方を案じ、補助金にどっぷりつかった体質改善を図るべく、行政改革に執念を燃やす。自らの生活は質素に、そして国のあり方には「怒号」をもって正しき道を示した男の信念と生きざまを描く。

ユーザーレビュー

  • 土光敏夫 質素の哲学

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    元・東芝社長、経団連会長・土光敏夫氏の生き様・人柄について書かれた本。
    初版・1997年3月、213ページ。

    「メザシの土光さん」の人柄・仕事ぶりについて書かれている本。
    個人的に、この人のことをほとんど知らなかったので、どんな人柄なのかを知れて良かった。
    現在の日本には得難い人という印象。

    現代、こういう生き方をできる人がいるのかな・・・
    是非、生き方を真似たいと思った。


    p.81
    家庭がきちんとしていないで、どうして男が外で安心して働けるか。そのなかでも、奥さんが健康であることは、非常に重要なのだとつねづねいっている。

    p.82
    「人間の価値はどういう生き方をしたかで決まる」

    p.132
    「人に言われなければどう考え、どう動いたらよいかわからない人間の生き方なんて、貧しいものだよ。何が正しく、何がまちがいかを、自分の頭で判断できなければ社会人といえない」

    p.161~162
    1.なすべきことが多いということは、希望が大きいということだ。
    2.考えるより当れ。体当たりすれば新しいアイデアが生まれる。
    3.問題を提起せよ。憎まれ役になれ。
    4.同じ議論を繰り返すな。
    5.問題的な関係者は会社によぶな。ただし総論は伝えよ。
    6.廊下の行きずりでも、書類一枚分の連絡はできる。
    7.必要以上の正確」は、時間と経費のロスである。
    8.忙しくしている時は、ミスは少ないものだ。
    9.決めたことは実行せよ。
    10.人間関係は、尊厳より信頼が大事だ。
    11.チームワークとは、和気藹々ということではない。白熱した議論とその実行を指す。
    12.学校での優等生は、とかく実践力がない。
    13.絶えず問題(疑問)をみつけて、これをかたっぱしからつぶしていけ。
    14.問題に馴れるな、馴れると疑問が起こらぬ。疑問なきところに進歩はえない。
    15.先入観を捨てて白紙で聞けば、問題点(疑問)がすぐ発見できる。
    16.ちょっとでも可能性があったら食いつけ、食いついたら話すな。
    17.前人の作った基礎は活用せよ。ただし、前人と同じ穴を掘ってはならぬ。
    18.会議は多数決の場ではない。何がベストで、何がベターかを発見する場である。
    19.常識と言うが、常識ぐらい非常識なものはない。
    20.組織内では、謙譲の美徳はその組織を毒する。
    21.失敗のいいわけよりも、原因の探究が先決だ。
    22.身についていない知識は、会社を毒する。

    p.178
    これからの世界は、ますます進歩し、複雑化してくる。これに応じて、人間は、ますます人間性をしっかりともたなければならぬ。物質その他は、人間がこれを利用すべきもの、学問知識は身に付けて人間性を高めるべきもので、人間がこの犠牲になるべきではないのである。

    0
    2012年02月01日

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