新潟日報社 特別取材班の作品一覧
「新潟日報社 特別取材班」の「原発と地震-柏崎刈羽「震度7」の警告」ほか、ユーザーレビューをお届けします!
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「新潟日報社 特別取材班」の「原発と地震-柏崎刈羽「震度7」の警告」ほか、ユーザーレビューをお届けします!
Posted by ブクログ
二〇〇七年七月十六日、中越沖地震によって東京電力柏崎刈羽原発で動いていた原子炉がすべて止まった。あわやメルトダウンまでいったといわれるこの事件を、地元紙記者たちが詳細な取材を重ねて著したものです。
この本を読みながら2007年の段階で、すでに警告があったんだな、ということを考えずにはいられませんでした。この本は2007年の7月16日に発生した中越沖地震に伴い。 東京電力柏崎刈羽原発で稼動していた原子炉がすべて停止し、あわや大惨事までいったという事件を地元紙である新潟日報社が詳細な取材を積み重ねて書き上げたものであります。
この段階で原発における「安全神話」は大きく揺らぎ、その後でも事件を
Posted by ブクログ
2007年の中越沖地震によっておきた原子力発電の事故を契機に新潟日報社特別取材班が行った長期連載を単行本として2009年1月に発行された本である。原子炉は緊急停止し冷却も安定的に行われ環境への放射能漏洩がそれほどおおきくなかったが、変圧器の火事により黒煙ががでている映像が流れ、地元民の不安は高まった。この事象から学んでおくべきだったというのは結果論にすぎない。
斑目、勝俣、清水などおなじみの面々も登場している。柏崎全停止だけでも東京電力にとってそして地元にとって痛手であったこともよくわかる。
また、原子力発電のかかえる様々な問題が要領よくまとまっている。ただその後のフクシマのような大量に放射