作品一覧

  • 革命とパンダ 日本人はなぜ中国のステレオタイプをつくりだすのか
    4.0
    1巻1,870円 (税込)
    日中関係がこの上なく悪化している現在、「嫌中」の源流はどこにあったのか? 1949年に誕生した新しい共産主義国家に、日本人が最初に出会ったのは、文化大革命だった。当時の全共闘は、その「革命」に一つの理想郷を見た。その後に訪れたのは、日中国交正常化がもたらした「パンダ」ブーム。自然、平和の象徴としてのイメージが日本人に刷り込まれた。 しかし、革命の中国も、パンダの中国も、「虚像」にすぎない。今日に至るまで、なぜ日本人は中国をステレオタイプとしてしか見られないのか。 開沼博氏、絶賛!巻末に吉見俊哉氏の解説付き。

ユーザーレビュー

  • 革命とパンダ 日本人はなぜ中国のステレオタイプをつくりだすのか

    Posted by ブクログ

    今年は日中国交正常化50周年だ。




    日中共に冷めた反応だった。




    そんな中で読んだのが今回の本だ。




    「日本人はなぜ中国のステレオタイプをつくりだすのか」と疑問を投げかけているのは、東大大学院に留学して、卒業後、テレビ朝日の報道局に勤務する中国人だ。




    この本は2015年に発行された古本だが、今読んでも興味深い。




    日本のテレビニュースは「中学生が見てもわかる」ようなものを目ざしているのがほとんどだと指摘している。





    どうしても中国を含む外国に対する報道でステレオタイプにならざるを得ない。





    ステレオタイプは、日本でなくてもアメリカの日本に関する報

    0
    2022年12月15日

新規会員限定 70%OFFクーポンプレゼント!