p66
「建築の目的は何か」、いや、もう一つ原点に戻って、「本当に建築をする必要があるのか」こういった本質的な議論が必要である。
建築主がこういった議論をする相手は、設計者である。しかし、その役割が担える設計者はごくわずかである。これが大問題である。
→ソフトウェアも同じでしょう。
p74
「優れ
...続きを読むた設計者」は、そういう建築主(むやみに値引きしてくるクライアント)であるということをわかりながら、「後でなくしてもいい要素」をいっぱい設計図にぶち込んだうえで、それを使って建築主との間に妥協点を見つけるというテクニックで対応している。
→優れた???
p95
本来、「設計」という行為は、まず建築主から建築の目的を十分に聞き出し、その目的を実現するために必要な機能や品質をさまざまな条件のなかで整理して、建築の基本的な考え方をまとめることである。
→ソフトウェアでは、要件定義に当たるところでしょうか。クライアントが素人という今では全く同じで、すり合わせは大変にはなりますが、整理してクライアントに分かるように提示するスキルが求められるということでしょう。
談合はITではないかなあ。