作品一覧 1~5件目 / 5件<<<1・・・・・・・・・>>> 新着順 新着順 人気順 評価高い順 価格安い順 価格高い順 空吹く風/暗黒天使と小悪魔/愛と憎しみの傷に 田中英光デカダン作品集 3.0 小説 / 国内文学 1巻1,771円 (税込) 太宰治をして「この荒れ果てた竹藪の中にはかぐや姫がいる」と言わしめた「空吹く風」、戦後の混乱の中で春をひさぐ女たちに真実の愛を夢想する「暗黒天使と小悪魔」、運命の女との愛欲の果てに傷害事件に至る顛末を描いた「愛と憎しみの傷に」。共産党の活動など生きる意味への絶望ゆえか女に溺れ、薬と酒で破滅へと突き進んでいく自らの姿を見据え、人間の本性を浮き彫りにする小説集。 試し読み フォロー 田中英光傑作選 オリンポスの果実/さようなら 他 3.8 小説 / 国内小説 1巻968円 (税込) オリンピックに参加した自身の体験を描いた「オリンポスの果実」、晩年作の「さようなら」ほか、珠玉の6篇を厳選。太宰治の墓前で散った無頼派私小説家・田中英光。その文学に傾倒する西村賢太が編集、解題。 試し読み フォロー 桜 愛と青春と生活 - 小説 / 国内小説 1巻1,353円 (税込) 六尺二十貫、ロス五輪、ボートの日本代表選手・田中英光。太宰治を敬愛すること深く、太宰の逝った翌年、文化の日、三鷹禅林寺の太宰の墓前にて自裁。巨大な体躯をもてあますような傷つきやすい魂を持ち、純粋に、戦中・戦後を生きようとして果てた著者の初期秀作「桜」、また、結婚までの青春の錯綜を描く「愛と青春と生活」。 試し読み フォロー 無料あり 野狐 - 小説 / 青空文庫 1巻0円 (税込) この電子書籍ファイルは青空文庫のデータをもとに制作しております。 試し読み フォロー 無料あり さようなら - 小説 / 青空文庫 1巻0円 (税込) この電子書籍ファイルは青空文庫のデータをもとに制作しております。 試し読み フォロー 1~5件目 / 5件<<<1・・・・・・・・・>>> 田中英光の詳細検索へ
ユーザーレビュー 一覧 >> 田中英光傑作選 オリンポスの果実/さようなら 他 小説 / 国内小説 3.8 (6) カート 試し読み Posted by ブクログ 4.3/5.0 全編私小説。 瑞々しい恋が可愛らしいまでの自意識と弱々しさで綴られる「オリンポスの果実」、太宰治への強烈な尊敬と情景が顕著な「風はいつも吹いている」「生命の果実」、愛人との不倫関係や薬物中毒が赤裸々に描かれる「野狐」「離魂」、命を粗末にするナショナリズムを批判しながら、別れや死が強烈に描かれる「さようなら」 生きることの辛さややるせなさ、そして恋の煌めきや戦争や愛国主義に対する嫌悪感などが常にギリギリの状態で綴られたであろう強烈な文学はかなり衝撃だった。 0 2025年05月26日 田中英光傑作選 オリンポスの果実/さようなら 他 小説 / 国内小説 3.8 (6) カート 試し読み Posted by ブクログ ずーっとなんかいまいちっていうか、軽い日記みたいな感じで読んでたけど、量ってやっぱ大事で、量があるがゆえに、軽い日記みたいな感じの文章でも、読み終わった時に読後の満足感がある。最後の数行を読んで、読み終わった後、あぁ、そういうことだったのかと、なんか気づく。 0 2016年01月21日 田中英光傑作選 オリンポスの果実/さようなら 他 小説 / 国内小説 3.8 (6) カート 試し読み Posted by ブクログ 自身の心情について醜くも赤裸々に綴られているところが私小説の面白さの一端を垣間見ることができたように思う 0 2025年08月13日 田中英光傑作選 オリンポスの果実/さようなら 他 小説 / 国内小説 3.8 (6) カート 試し読み Posted by ブクログ 西村賢太作品を読み進める一環で読んでみた 初出は昭和十五年のオリンポスの果実以外はいずれも二十三年か二十四年とほぼ同じ時期だけど、最後の二作が特に読みやすく感じたのは読む側が慣れたからだろうか 「さようなら」を読むと戦争に行った人間かどうかで死生観は丸切り違うのだろうと想像させられるし、彼は今の時代に照らせば酷いが、しかし今の時代に生きていたらあんな風にはなっていなかった気もして、当時の人間の赤裸々な価値観がみられて面白い 0 2024年10月11日 田中英光傑作選 オリンポスの果実/さようなら 他 小説 / 国内小説 3.8 (6) カート 試し読み Posted by ブクログ 私が女だからだろうか、主人公(英光だろう人)の身勝手さに読んでいてムカっときてしまう。 「あなたは、いったい、ぼくが好きだったのでしょうか」 じゃねーよ。自分の気持ちは? 他の作品も、妻子がいながら好きな女性と暮らしたり、その女性と喧嘩すると妻子のもとへ帰るがまた、女性のことが恋しくなって行ってしまう。 なんて勝手なんだ! 西村さんがハマっていた作家さんじゃなかったら、チラッと読んでリタイアしてたかも。 0 2024年01月05日