知識と知恵について深く考えさせられる一冊である。本書のタイトルである「知恵を磨く方法」は5章において「知恵を生む5つのアプローチ」詳しく記載されているが、一朝一夕にできるものではない。頭では理解していても簡単にできるものではないと思われる。
また、本書のところどころに問題(奇問?)が散りばめられているが大半答えを教えてくれない。本には答えが書かれているものという認識がある自分にとってはやや辛い本である。そのほか、歴史の中で名前を聞く先生方の本もところどころで紹介されている。寺田寅彦先生の本はさらに読んでみたいと思った。