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  • 政策会議と討論なき国会 官邸主導体制の成立と後退する熟議

    Posted by ブクログ

    日本の国の政策を決める場である国会で、政策議論が行われず、官邸主導で、官邸が「政策会議」を用いながら、独断に近い形で政策を決めていく。特に、これは与党と首相が強い時に起きやすい構造になっている。第2次安倍政権の時が典型的であり、「自民一強」「安倍一強」とも言われる中で、例えば、安保法制等が多くの反対を押し切り、国会での審議も十分に行われないままに決まっていった。
    本書は、ひとつには、現在の政策や予算決定の構造が実際にどのようになっているのかを、具体的に分析すると同時に、どうして、現在のような構造になったのかの歴史を振り返っている。

    理解が間違っている部分は大いにあると思うが、私の現時点の理解

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    2025年03月22日

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