数多くあるダイナミック作品をこれでもかという風に組み込み展開していく世界観とストーリー。
全4巻で序盤がスロースタートという印象でペース配分がもう少しうまくいけばもっと盛り上がったのにと思うところがあったりする。
巻末にはキャラクター紹介とマシン紹介が数ページある。
まず用語が分からな
...続きを読むい、キャラクターが多いけど活躍がいまいちかも・・・と思う人には公式サイトで読める「エウロパの涙」をお勧めしたい。
少なくともWSO設立に携わった先の大戦時のキャラクターの継承者たちをここで把握していれば読みやすくなる。
私の場合は家系図と勢力図を自分で紙に書いてキャラクターの繋がりをようやく理解した、少々難解かもしれない。
「マジンガーZ」「ゲッターロボ」「ガクエン退屈男」「デビルマン」「マジンカイザーSKL(魔神大戦21のプレストーリー)」を知っていれば更に構造が分かる。
というより本当にダイナミック作品自体触れたことのない人にかなり厳しいかもしれない。
私にはロボットに関しての知識が薄いせいでこの作品の魅力を多く語ることができないが、
WSOのマシントルーパーのデザインに、レムリアが使うロボットに見覚えはないだろうか?
面白いんだ、とても。もっと続きをみたい作品です。
現在ホビージャパンで連載中の〈INFINITISMプロジェクト〉のINFINITISM NOVELSにも関わっている設定がここにもあり、たまたま読んでみたゲッタードラゴン編で早乙女研究所に訪れたあるキャラクターを見た瞬間に驚き、このゼーレンという作品を一気に購入し読み漁った。
それだけでは足りず上記にもかいてある「エウロパの涙」で更に疾走しただ駆け抜けた。
謎は謎のままでもいいかもしれない、でもINFINITISM NOVELSでまた新しい扉が開けられるのが嬉しく思う。