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4.0
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Posted by ブクログ
時間を掛けて丁寧に読んだ。
どうしても親鸞聖人視点で易行品のところは読まれている気がしたのだが、それでも著者本人は、そういった真宗的視点を排除して読んでいると仰っているのでそうかあ…と。
『十住毘婆沙論』を純粋に読んでの解説ではないように自分は感じているが、真宗の仏教としては深く心に迫るところが多く、そこはすごくいい。
難行(道ではない)の先に易行があると最初書いてあったのだが、難行の先のなんともならない崖にぶち当たることで易行道があるというような表現が後にあり、そっちの方がしっくりくるなあと。
冒頭の各~品の概要はとても参考になった。後々のためにノートした。
なかなか『十住毘婆沙