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  • 龍樹の仏教 ──十住毘婆沙論
    4.0
    1巻1,320円 (税込)
    『中観論』で名高い龍樹が自らの求道過程を綴った『十住毘婆沙論』。第二の釈迦と讃えられながら、自の力で悟りの境地に達することは、人間には不可能だと判断した龍樹は、阿弥陀の名を呼べば救われるという、誰もが実践可能な道=「易行道(いぎょうどう)」を発見する。『中観論』が学問的に仏教と向き合う書であるのに対し、『十住毘婆沙論』は、自らが見つけた易行道に、多くの迷える衆生を導きたいという、慈悲の心に彩られている。多くの浄土思想家たちに影響を与え、法然・親鸞がその教学の根拠とした究極の救いの書を、わかりやすい現代語訳と注釈で読む。
  • 龍樹の仏教 ──十住毘婆沙論

    Posted by ブクログ

     時間を掛けて丁寧に読んだ。
     どうしても親鸞聖人視点で易行品のところは読まれている気がしたのだが、それでも著者本人は、そういった真宗的視点を排除して読んでいると仰っているのでそうかあ…と。
     『十住毘婆沙論』を純粋に読んでの解説ではないように自分は感じているが、真宗の仏教としては深く心に迫るところが多く、そこはすごくいい。
     難行(道ではない)の先に易行があると最初書いてあったのだが、難行の先のなんともならない崖にぶち当たることで易行道があるというような表現が後にあり、そっちの方がしっくりくるなあと。
     冒頭の各~品の概要はとても参考になった。後々のためにノートした。
     なかなか『十住毘婆沙

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    2024年05月26日

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