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  • 決定版 私の田中角栄日記
    4.1
    17歳の冬、著者は郷里の柏崎で田中角栄に出会う。やがて秘書になった彼女は、越山会など政治団体の統括責任者として三十余年にわたり、この「天才政治家」を支え続けた。行動的で人情厚く絶大な人気を誇った「庶民宰相」の栄光と挫折――。今なおその評価が論議される男の実像が、封印されていた日記から甦る。“女王”が書き遺した鎮魂の回想録。単行本に大幅な加筆を施した決定版。

ユーザーレビュー

  • 決定版 私の田中角栄日記

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    最も長く田中角栄の秘書を勤め、角栄との間に愛娘ももうけた女性秘書。彼女が自身の日記をもとに、田中角栄との政治生活を時系列的に振り返る。角栄を題材とした著作は沢山あるが、そうした著作群とは一味も二味も異なる。

    0
    2016年09月02日
  • 決定版 私の田中角栄日記

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    田中角栄と極めて親しかった女性の自伝のようなもの。
    これを読んでもなお田中角栄の全貌は掴めなかった。

    0
    2024年12月20日
  • 決定版 私の田中角栄日記

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    ネタバレ


    久しぶりに、Fに遊びに来てくれた
    D時代の同僚から紹介された本作

    もう、平成も終わろうとしてるのに
    年齢が近い人と話すと
    何故か、昭和の話になるのは
    あまりにもエグいコトが多いから 笑

    特に、戦後の混乱期
    どさくさ紛れに、財を成したり
    フィクサーと呼ばれるような
    怪しい人達が、ゾロゾロいる昭和と言う時代

    そんな中
    どんなに政治に疎い、若い人でも
    新潟県出身者なら
    必ず知ってる、田中角栄

    本書は
    「越山会の女王」と呼ばれた
    角栄の愛人である
    佐藤昭(あき)が、欠かさず付けていた日記を元に
    彼女から見た田中角栄を書き綴っている


    角栄と昭の出会いは
    二人の故郷である、新潟県柏崎市

    0
    2020年08月25日
  • 決定版 私の田中角栄日記

    Posted by ブクログ

    角栄さんのことを語る上で、一番近かったのは佐藤さん
    をおいて他にはいないと思います。どれだけ「オヤジ」のそばにいたことを自負する男たちでも、「ママ」の存在は別格だったことでしょう。

    単なる恋愛関係でもなく、かといって決して途切れることのない点では夫婦のようでもあり、それは、昭和の時代でしかありえない関係だったのかもしれません。
    角栄さんが一番人間的で、一番素直に生きている時の表情を知る唯一の人だと思います。だれも、敵うひとのない、けれども最期を看取ることはできない苦しさが、書かれたあと何十年もたっているのに、痛みになって感じられる一冊です。

    0
    2016年11月19日
  • 決定版 私の田中角栄日記

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    ロマンスは興味なかったが、男目線と仕事のパートナー兼女性目線の違いが見たくて読んだ
    田中本数冊目、読めば読むほど田中が魅力的。
    この本を読むと角栄は冤罪だと思った
    政治の中で金が動くのは必然
    会社だって営業協力というのやってますよね
    他社の製品買わされたり、社内で自社製品買わされたり
    佐藤さんは経理を一任されていただけに、きっちり管理して有り
    数学が得意と言うだけあり、数字に強いです
    それが取り調べの時にも活きてくる
    思っていたよりも、お金にクリーン
    数冊も読んでいたので、分かっていましたが
    それでも、出すは出すけど受け取らないといった印象
    受け取らないとは献金じゃなくて、袖の下のことです

    0
    2016年07月17日

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