キャッチーなタイトルに惹かれて買ってしまった1冊。
特許、実用新案、意匠、商標などの「知的財産」を紹介しています。
ちなみに、雪見だいふくについての記述は、全体の77分の1です。
ルーレット動作でおまけが出てくる自動販売機では、「景品に使う商品に賞味期限切れに近いものを使うなどの制御をする」
...続きを読む機能を持たせていて(ほんまかいな!?)、これには特許が与えられているそうです。
「セロテープ」というのは商標であって、一般名詞としては「セロハンテープ」が正解だというのは知っていたけれど、「ホッチキス」や「シーチキン」も商標だとは知りませんでした。
「ホッチキス」が「ホッチキス」でなかったら、一体何と呼べばいいんだ?
本書を読んで僕が感じたこと。
偉大な発明をする人は2つのことを考えています。
1つ。他者にマネされる商品を作ること
2つ。20年先に話題になるテーマは何か
僕たちが購入する商品というのは、ほとんどすべて特許の組み合わせによって作られているんだな。