これまた懐かしい作品に手を出しました。初版は2002年6月となってます。
実は読んだのは初めてではなく、2巻のみ当時読んだんですよね。
…というのも2巻から完結の7巻までは挿絵がサモクラでおなじみのGASHIN先生。
当時はGASHIN先生の絵が大好きでジャケ買いしました(笑)。
当時はこの1巻の成
...続きを読む瀬ちさと先生の絵があまり受け付けなかったのですが、長い間に趣味が変わり今はGASHIN先生より成瀬先生の絵のほうが好きです…趣味って生き物ですね(笑)。
そんなこんなで6年越しくらいで見た、主人公神野明良君&御厨柊美ちゃんのなれそめでありました。柊美ちゃんが1つ年上なので明良君が終始敬語なのが素敵です(笑)。
物語のほうはちょっと展開が急な気がしましたが、柊美ちゃんと友人・麻衣ちゃんの関係は「信頼」の意識のズレがリアルで良かったです。
明良君には幽霊というか常世のものが見える「紫の目」があり、柊美ちゃんには常世のものが触れる「紫の手」があるんですがコレ逆の設定でないのがいいですね。
他に「紫の銃」も出てくるんですがコレも柊美ちゃんにしか使えないし。
この巻は銃が出てくるのが終盤なため明良君は何とかヒーローですが、銃の登場以降は主に柊美ちゃんが戦闘の攻撃担当になるんですよね。
しかも2巻では何か彼女の体がその銃によって蝕まれるという怖いところで続くだったんですが…最後も微妙な感じだったようだし(当時も2巻以降は読んでません)。
古本屋などで続刊も集められそうではありますが、多分読まないかなぁ…それなりに面白かったですが。