大内裕和の作品一覧
「大内裕和」の「イミダス 現代の視点2021」「ブラックバイトに騙されるな!」ほか、ユーザーレビューをお届けします!
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「大内裕和」の「イミダス 現代の視点2021」「ブラックバイトに騙されるな!」ほか、ユーザーレビューをお届けします!
ビジネス・実用
ビジネス・実用
Posted by ブクログ
広告代理店の過剰勤務により自死した女性のニュースが話題となる昨今、「ブラック」な職場で働くのは正規雇用だけではない。
非正規雇用、とくに大学生や高校生の「学生アルバイト」も、劣悪な環境での勤務を強いられており、まさに「ブラックバイト」である。
学生としての生活をすべて犠牲にしなければならないような勤務形態は、どうして発生し、また継続しているのか。
「学生にやる気がないだけ」
「所詮アルバイトなのだから、辛ければやめればよい」
「学問をせずに遊ぶくらいならアルバイトしている方がよいだろう」
「社会経験を積む方が、何のためになるかわからない弁居をするより有効だろう」
「アルバイトの経験は就活に役立つ」
さまざまな言説があるが、これらは現在の「ブラックバイト」と学生の現状を把握していない、的外れな意見だと言わざるを得ない。
大学生がどのような状況に追い込まれているのか、その実態と原因を分析した本書は、大学進学を控えた高校生にも是非読んでもらいたい。
Posted by ブクログ
世の中のことにとても疎いので読んでよかった。
印象に残ったワード「全体主義」「差別」「ファシズム」「水道法改正」「種苗法改定」「カジノ」「歴史修正主義」
コロナ禍だからこそ伝えたい「自由」と「権利」と「多様性」
p19「自由や多様性を守る」ということは、(コロナ禍で)マスクをしない人も、バーベキューをする人も、同じ社会で暮らす仲間として尊重するということ…せめて糾弾したり排除したりしないということ…自分たちの安全のためにどうしても行動を変えてもらう必要があるならば、その人の人権や生活が損なわれないよう、民主的な手続きを守りながら、理性的にお願いするということ
p17〜18 社会を民主的に保ちたいのであれば、…個人の自由や権利に制約を課すことには、極めて抑制的でなければならない。同時に、私たちは制約を課したり課されたりすることに、常に抵抗感と違和感を保たなければならないのであって、絶対に慣れてしまってはいけない。…多くの権利者にとって、市民の人権を容易に制限できる状況は、とても都合がよいものだから
p21 民主社会の強みの一つは、多様な背景を持つ多様な人々が存在するがゆえに、大きな社会問題が生じた際にも多方面から無数の解決法が自由に試みられることにある。そうした解決法には、優れたものも、ダメなものもあるだろうが、ダメなものは次第に淘汰され、優れたものが採用されていく。それがイノベーションの基本的な力学だ。
映画作家 想田和弘
集団行動が生み出す独特の高揚感は、集団を統率する権威と結びついたとき、ファシズムへと変貌する
p267 権威に従属することによって人は行動に伴う責任から解放され、社会的な制約から「自由」に行動できるようになる…こうした治外法権的な状況がいったん成立すると、これを維持・強化しようとする動きが服従者の側から自発的に出てくる。それは人びとが自分の行動の責任を指導者にゆだね、その命令を遂行することにのみ責任を感じはじめるという、状況的義務への拘束が生じるためである。
甲南大学教授 田野大輔