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  • ヤマケイ文庫 私の南アルプス
    3.0
    著者が日本共産党委員長として多忙を極めていた当時、政治とは対極にあるような山を舞台に、しかも玄人好みの南アルプスに、毎夏、通っていたころの山の紀行文を集めた読みもの。 3部で構成されており、序章に「山への思いを語る」と題して、まず山の魅力、特に丹沢から道志、そして南アルプスに惹かれた経緯が述べられます。 続いて1部は「南アルプス縦走の日々」として、甲斐駒ヶ岳や北岳などの北部から聖岳、光岳などの南部まで4回に分けて縦走した山行の紀行が綴られ、2部は「花と歴史と展望と」と題して、仙丈ヶ岳、北岳、鳳凰三山、白峰三山と各山域ごとに取り上げ、その特徴を綴ったエッセイとなっています。 1998年に刊行され、長らく品切れが続いておりましたが、このたびヤマケイ文庫として文庫化いたします。

ユーザーレビュー

  • ヤマケイ文庫 私の南アルプス

    Posted by ブクログ

    あの共産党委員長が登山をやり、南アルプスをメインフィールドとしているとは驚きだった。
    調理担当の娘夫婦、ガイド代わりの写真家、ヤマケイスタッフを携えての「大名登山」でありながら、後半、悪天の中の困難な登山を強調したり、初心者への苦言を呈したりする点は少しひっかかったが、純粋に山を愛し、楽しんでいるところには大いに共感がもてた。
    盆休みに北沢峠から聖岳まで縦走した。テントで本書を読みながら南アルプスを楽しんだ。

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    2024年09月01日

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