作品一覧

ユーザーレビュー

  • マルヌの会戦 第一次世界大戦の序曲 1914年 秋

    Posted by ブクログ

    著者はアンリ・イスラン。経歴を読んでもどんな人だかいまいちわからない。
    研究者?作家?いずれにしても、その両者がよく融合された作品だったように思う。

    「開戦間もなく、短期決戦を目論みパリを目指して殺到したドイツ軍の奔流を、フランス軍はいかにして遮ったのか- 錯綜する各局面を俯瞰しながら、入り組んだ戦況を詳細に解説。政治家、軍人、兵士達の人間模様や心理の綾をも生き生きと再現する一大軍事叙事詩。」(本の帯より)

    第一次世界大戦初頭。前任のシュリーフェン参謀本部総長の壮大な戦略プラン-すなわち動員が早いフランスをまず倒し、返す刀で動員の遅いロシアを叩く。フランス戦線ではドイツ軍左翼でフランス軍を

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    2020年08月02日
  • 細菌と人類 終わりなき攻防の歴史

    Posted by ブクログ

    ペスト,コレラ,腸チフス,赤痢,淋病,ジフテリア,結核,梅毒,破傷風,炭疽病,ハンセン病など,さまざまな感染症の歴史がまとめられている。古くは異なる病気が同じものと見なされたり,その記録を探るのも困難があろう。

    病気の歴史は,病気とのたたかいの歴史と同義だ。その解明と治療に向けて,多くの科学者の努力がある。必死に探る姿から,目の前の病人を救いたいという思いが伝わる。栄誉欲による探究のものもあるのだろうが,それを感じさせない献身的な取り組みがある。

    ただその一方で,今から考えると人権を損なうような研究方法もある。また,多くの犠牲の上に,研究の成果があることも事実だろう。

    いわれのない差別も

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    2010年05月30日
  • 細菌と人類 終わりなき攻防の歴史

    Posted by ブクログ

    ペスト、コレラ、赤痢、チフス、ジフテリア、結核、梅毒、破傷風、炭疽菌…。“見えない敵”の存在を、人類はいかに見いだし闘ってきたのか。古代人の鋭い洞察から、細菌兵器の問題まで、感染症の研究に身を投じた学者たちの豊富なエピソードとともに、直観と誤解、発見と偏見の連綿たる歴史を克明にたどる。

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    2019年09月01日
  • マルヌの会戦 第一次世界大戦の序曲 1914年 秋

    Posted by ブクログ

    似た本として、八月の砲声があり、開戦までの経緯~マルヌ会戦開始までを扱っているが、
    本書はタイトルの通り、"マルヌ会戦"が中心。

    軍人たちがこの時何を考えていたか、
    どのようにフランス人・ドイツ人が戦ったかが、詳細に書かれている。

    その影響で、フランスの地名が分かりにくく、また文章が固いため、なかなか読みにくい。

    とはいえ、冷静・公平な観点で書かれている良書と思います。

    次作、ルーデンドルフ攻勢に期待。

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    2014年02月22日
  • マルヌの会戦 第一次世界大戦の序曲 1914年 秋

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    第一次世界大戦勃発から百年、稀有の戦記発掘。開戦間もなく、短期決戦を目論みパリを目指して殺到したドイツ軍の奔流を、フランス軍はいかにして遮ったのか―錯綜する各局面を俯瞰しながら、入り組んだ戦況を詳細に解説。政治家、軍人、兵士達の人間模様や心理の綾をも生き生きと再現する一大軍事叙事詩。

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    2014年01月24日

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